スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2025の投稿を表示しています

【そろそろ電動】—第5話:それ、ギア比のせいじゃない?

電動アシスト自転車「ハリー・クイーン」の箱出しインプレッションも、気づけば第5回。 いやあ、月日の流れは早いものです。 もう忘れかけてましたよ、自分で何を書いたか。 物忘れ世代、あるあるです。 さて、たしか前回は・・・・ 「工場出荷状態では駆動系の抵抗がちょっと大きくて、漕ぎ出しが重く感じたよ」というお話でした。 今回はその続き。 もうひとつ、重さを感じたのがギア比です。 ハリー・クイーンの標準ギア構成は、 フロント52T × リア14T。 この数値、ちょっとピンとこない方もいるかもしれませんが、 踏み出しと、アシストの、ミックスした発進が、けっこう重たく感じました。 発進の軽い、小径車に慣れ過ぎているのかも?しれません。 しかし、やはり、どうしても、丁度良い速度域のケイデンスを考えると、もう少し回して走りたい所です。 ということで、チェーンリングを交換することに決定! 幸いなことに、ハリー・クイーンのフロントチェーンリングは交換可能。 しかも、懐かしの統一帝国ギガノス……じゃなかった、 PCD130mmという、昔からある安心の規格。 というわけで、今回はTIOGA製の「安くて軽い」46Tにチェンジ! これでグッと軽くなり、「ちょうどいい塩梅」のハリーとなりました。 これにて、ご試乗いただけるようになっておりますので ぜひ電動アシストハリーをお試し下さい。 軽やかハリー、ご試乗いただけます! このカスタムで、 「ちょうどいい塩梅」のハリー・クイーン が完成。 ご試乗、可能になっております。 もちろん、 試し乗りの聖地(?)、 太宰府名物・竈神社の激坂 もどうぞご自由に(笑)

梅雨、明けまして、おめでとうございます

いやー、早かったですね、今年の梅雨明け。 空がカラッと晴れたかと思えば、じわじわとくる湿気。とはいえ、まだ湿度は控えめで、自転車には絶好のチャンス。 午前中に一っ走り。 太陽が本気を出す前に、風を感じに出かけてみませんか? そんな時の 最強の相棒 が「サーモスの保温ボトル」です。 「保温」と聞くと、「あったか〜い」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、 キンキンの冷たさ も、しっかりキープしてくれるんです。まるで冷蔵庫を持ち歩いているような頼もしさ。 ぜひ、サーモス片手に、夏の太宰府を爽快に駆け抜けてください。 ちなみに、当店にはちょっと珍しい新色―― 「サンドグリーン」が入荷しております。 見た目はちょっぴり軍モノ風、でも中身はエレガント。 まるで「見た目イカツいけど、話すとやさしい」あの人みたいな感じ。 自転車用のボトルケージに差せる優れものです。 ぜひご来店いただき、お確かめください。

KHS P-20RTI、チタンと低重心の美学

KING、おかえりなさいませ。 大分からご出張で戻られたKさま、おかえりなさいませ。 そして――当店の最高位称号「KING」をお持ちの、Kさま。 お店を始めて以来、長年にわたってご愛顧いただいております。 もはや「国家元首級」と申し上げても過言ではありません。 これからも末永く、全力でサポートさせていただきます! さて、今回Kさまよりご依頼いただいたのは、KHSの P-20RTI 。 チタンフレームの、折りたたみではないミニベロです。 このタイプの自転車、要するに「折りたためない子」ですが―― 実は、性能を真面目に追い求めるなら、このスタイルが理想的。 というのも、よく見かける「フルサイズ・ダイヤモンド風ミニベロ」は、 たしかに見た目はキュート。 でも、長いヘッドチューブに長いフォークコラム。 このダブル構造がズッシリと重量を増してしまうわけです。 そこで登場するのが、KHSのPシリーズの設計思想。 トップチューブは低めに配置され、 小径車の最大の武器―― 低重心 をしっかり活かしてくれます。 いや~、この設計、よくできてます。本当に。 ……とまあ、うんちくはこの辺にして。 Kさま、今回チェックしたところ、タイヤが 賞味期限切れ 。 ひび割れも進んでおりましたので、ここは交換しましょう。 せっかくのチタンフレーム、足元がヘロヘロではもったいないですからね!

耳で巡る太宰府──語り出すナビゲーション

艦長記録 恒星日誌 地球暦 2025.06.26 遥か昔――2012年、デルタ宇宙域。 あの日、ひとつのナビゲーションシステムを夢見て、旅が始まった。 異星人の介入、惑星級の通信障害、そして技術的暗黒時代…… 幾度も、心は折れかけた。 私は弱い。 そして、艦長とは――いつも孤独だ。 だが、あきらめなかった。 なぜなら、自転車が、 そのサドルの上から見た美しい光景が、 私を生き返らせてくれたからだ。 【新システム通信ログ】 …接近中… ナビ:近くにお気に入り地点があります──「静けさ漂う天神様の家 榎社」 …中継場所への到着… ナビ:お気に入り地点──「静けさ漂う天神様の家 榎社」…通過中です この優しい日本語で語り掛ける新しい“羅針盤”をもちい どれほど多くの笑顔をつくれるのか―― それは、次なるミッションに委ねられている。 発進。

若者よ、しなやかさを語るなかれ──年寄が語るP-20G

よく「クロモリはしなやかで乗り心地がいい」なんて言うでしょう。 でも、あれって――実はパイプの銘柄や設計(スケルトン)でフィーリングが全然違うんですよね。 私が若き日に買った最初のMTB、名付けて「パナソニック・マウンテンキャット高山質屋号」もクロモリでした。 ただそのフレームは、ロードレーサーのような繊細なものではなく、太めのパイプでごつい印象。 これが見た目通りの頑丈さで、この上ない“直球ストレート”な乗り心地。 まるで、どこでもグングン突き進む戦車のようなフィーリングで、 まことしやかに語られる「クロモリのしなやかな乗り心地」なんて、どこ吹く風。 ……それもそのはず。グレードの低いMTBの話ですから。 一方、同僚が潤沢な資金を投じて手に入れたのは、オーダーを掲げるパナソニックのMTBシリーズ。 フレームに貼られた「TANGE PRESTAGE」のシールが、すでに“いいもん使ってます感”を放っていました。 剛性感としなやかさを兼ね備え、走りも上質。 いやあ、まさに「地獄の沙汰も金次第」ってやつですね。 さて、その「TANGE PRESTAGE」を纏った旅に特化した自転車がいよいよリリースされます。 そう、 KHS P-20G です。 いやいや、設計者の今井さん、気合入ってんなぁ〜と思わず感心。 でもその気合い、若者にはなかなか伝わりません。 だからこそ、年寄りが語らなきゃね。 そして今年7月、そのKHSの新型モデル P-20G が入荷予定です。 お色は、なんとも優しげなベージュ「TAN」。 オールドミニにもありそうな、ちょっと懐かしくて、旅心をくすぐるカラーです。 ちなみにもうひとつの色、「UK GREEN」は来年7月入荷予定とか……。 さあ、この「TAN」で、風光明媚なプチ旅に出かけてみませんか? サイドバッグを付ければ、旅気分はさらに倍増。 “街乗り+冒険”を兼ねた一台に仕上がります。 気になった方は、ぜひご相談ください。 ご注文、お待ちしております!

モールトンと消費税と、個人事業主の午後

いやー、Yさん、 個人事業主同士って、話せば話すほど話題が尽きませんね。 あの件、この件、そして消費税のあれやこれや…… 共感と苦笑いが止まりません(笑) さて、ご依頼いただいたモールトンTSR、点検・メンテナンス完了です! 特に駆動系のクリーニングには手こずりました。 古いオイルがしっかりとこびりついていて、なかなかの強敵。 ですが、ご覧のとおり、見違えるほど綺麗になっております。 タイヤは摩耗が進んでおりましたので、交換させていただきました。 通勤にお使いとのことでしたので、コストパフォーマンスに優れた街乗りタイヤ、ビットリア「タウニー」をチョイス。 いざ試乗してみると、やや低圧なタイヤとモールトン特有のサスペンションが効いて、なんともマイルドな乗り心地。 より一層、“乗り物感”が際立った気がいたしました。 2年間の眠りから覚めたモールトン、いまや絶好調です。 また気持ちよく走ってくれると思います!

【出撃準備完了!でも】モールトン・ダブルパイロン、ただいま鎮座中。

Uさんのダブルパイロン、 カーボンパーツ修理、ついに完了! 乾かすこと数週間、 まるで干し柿のように、じっくり、しっとり、ねっちり(?)仕上げました。 が、オーナー様、山口よりお越しとのことで、お引き取りはまだ先。 ということは…… 今がチャンス! あの伝説のダブルパイロンを拝める、貴重な時間でございます! 一目100円!……ウソです(笑) 見学・質問・撮影(たぶんOK)どれも無料!(ただし“舐める”のはNG) ご興味ある方、太宰府までどうぞ~。

【そろそろ電動】—第4話:それ、アシストのフリじゃない?

前回、入荷時に箱から取り出した所をご紹介した「ハリークイーン」号ですが 今回は、未知との遭遇的な最初のインプレッションです。 さて、箱から出し、梱包を解き放ったハリー嬢、 見た目はバッチリ。まさに「完成車」。 でも、わたくし、知っております。 工場完成車=「未完成」であることを! というわけで、整備ゼロ、出荷そのまま状態で試乗してみました。 スイッチ、オンッ! ビィィィィィーン……と静かなモーター音と共に軽~く走り出すかと思いきや 一漕ぎ目、ぐいっと踏んだその瞬間―― 「お、おも……たい……?」 どどどど、どういうこと!? あんた電動でしょ!?アシストしてよ!お給料出てるでしょ!?(出てません) 心の中のわたくし、思わず叫ぶ。 「これ、アシストしてんの!?してないの!?アシストの気持ち、どこ行った!?」 そのまま近所を数周。何かが変、いや、何かが 間違ってる 。 そこで登場、我が最強の武器―― 足アナライザー搭載の、人体解析システム(私の感覚) 分析結果はこうだ。 コノ オモサ ノ ショウタイ ハ クドウケイ ノ テイコウ ト ギアヒ ノ カンケイ ニ アル ト オモワレマス (宇宙戦艦ヤマトのアナライザー風に読んでください) ということで後輪を浮かせ、クランクを手でグルグル回してみると…… 明らかにテンショナーのあたりで ガッツリ抵抗 あり。 「なんとなく、擦れ感のあるテンショナー、ゲッターシリコンビームを受けてみよ!」と独り言いいながら、 テンショナーのグリースアップ、  ホイールのベアリング玉当たり調整、まあ、気休めかも。 さらにはリアエンド修正で、フレームと車輪の平行度を高めシャキッと整える。 モールトン屋はうるさい。 渋いを通り過ぎて固い回転のペダルのベアリング調整、など ――するとどうでしょう(ビフォー・アフター風)。 あのモッサリだったハリーが、まるで別人。いや、別車! 軽い!滑る!登る!まるで初恋! 最終的にはチェーンリングも交換して、わたくしの脚力と趣味嗜好にジャストフィットするよう調整予定でございます。 やっぱりね、完成車ってのは「仕上げる」ところまでが完成なんですよ。 言うなれば、これは 育成型自転車 。 みなさまも、自転車選びは「育てる前提」でどうぞ!

セラ穴トミカ、入荷しました。価格は宇宙規模

Mさん、ご注文の「セラ穴トミカ」ことSelle Anatomicaのサドル、入荷いたしました! このサドル、まことにケツ当たり……いや、座り心地が抜群と評判の一品。 「乗ると違うんだよなあ」と、ベテラン諸氏がよくうなる逸品でございます。 しかしながら―― お値段が、もはや尋常ではございません。 なんと、種子島から発射されるH2ロケットのごとく、グググイーンと上昇中。 現在、大気圏突入価格、 33,000円(税込)! ……って、ちょっと前まで2万円台だったような記憶があるんですが。 気のせいでしょうか。いいえ、 現実です。 それでもなお、リピーターが多いというのがこのサドルの底力。 腰痛とサドル沼にお悩みのあなた、これは一度お試しの価値ありです。 この価格が「当たり前田のクラッカー」になる日が来るのか。 それとも、「こんなもんだよね」と流せる大人になれるのか。 いずれにせよ、時代は変わりました。

勝手に文化庁、出動せよ!

どうも、太宰府の「勝手に文化庁」こと、わたくし辻です。 最近、しれっとレンタサイクルを始めました。 なぜかって? それは―― 太宰府の「日本遺産・剥奪事件」があったから。 未だに名所旧跡には「日本遺産」のプレートが誇らしげに掲げられていますが、アレ、 もう嘘なんです! そう、こうなったらこちらも動くしかない。 名付けて―― 「勝手に日本遺産 奪回作戦」! 文化庁がやってくれないなら、自分たちで取り戻すしかない。 任せてください。私は「勝手に文化庁」、略して 勝庁(かってちょう)局長 であります。 太宰府の魅力は、実は自転車に乗るとさらに深く見えてきます。 この道も、あの路地も、どこもかしこも 「ドライジーネ認定・すばらしき太宰府 世間遺産」ではないか! 「世界ふれあい街歩き」? いやいや、これからは 「太宰府なれ合い街巡り」で決まりでしょう。 いつもひと気の無い「榎社」。 ここの凛とした雰囲気は素晴らしいのだ。 で、このレンタルが見事軌道に乗った暁には…… 2代目ハリー・クイーン号の導入を目指します! ……え、私利私欲? いえ、ちがいます。 これは 公的私利私欲 です(どっちやねん)。

【七重石塔に登れ!】ハリークイーン、坂道で吠えるの巻

到着しました、 ハリークイーン 。 いやー、実はちょっとした“すったもんだ”がございまして…… その話はまた後日、気が向いたときにでも。 さて、梅雨とはいえ午前中は晴れ曇りという空模様。 「えーい、乗ってしまえ!」とばかりに、試乗に出かけてみました。 向かったのは、以前から気になっていた 般若寺跡に続く坂道 。 般若寺といっても建立はなんと654年! で、「跡」って言われても「どのへんが?」って感じ。 しかーし!そこには、 なにかがあるのだー! その般若寺跡に、ひっそり佇むのが—— 七重石塔(国の重要文化財) 。 13世紀とか言われてもピンと来ませんけどね。 でもね、この場所…… 行くまでにグンと勾配がきつくなる坂が出現! 普通の自転車で行こうものなら、 「今日は石塔やめとくか……」となる確率95%。 そこへ現れし、 救世主・ハリークイーン号 ! スイスイ……とまでは言いません。 ええ、 フルパワースイッチ・オーン! でも! 汗ひとつかかずに登り切りました。 (ヲヲ、買った甲斐あり) これはもう、 合格! そして突然—— 普通の住宅地のど真ん中に、 「これ、なんかの遺跡?」としか言いようのない 七重石塔がドーン! 思わず「ををー」って声、出ます。 他に誰もいないのに出ます。不思議です。 いやー、ハリークイーン、 これはレンタサイクルで使いたくなるじゃないの! というわけで、まだ細かい案内ページとか一切整っておりませんが、 ピンと来た方はすぐお電話を。 📞092-923-0366(※スタッフ一名。対応もれたらすみません)

【そろそろ電動】—第3話:箱が軽いと、人は疑う

電動アシスト自転車「ハリークイーン」が届いた。 これはレンタル用に仕入れた物で、いわゆるブロンプトン型の折りたたみ電動アシストである。 名前だけ聞くと、ロックバンドかクイーンの親戚みたいだが、そうではない。 宅急便のお兄さんが「お荷物でーす」とやってきたとき、思わず「え、これ?」と聞き返しそうになった。箱がやたらと小さいのだ。 これはまさか……中身が入ってないとか? いや、入っていた。 しっかりと、ハリークイーンが。 恐るべし、ブロンプトン式折りたたみ自転車。 そして、さらに驚いたのがその軽さ! 箱を抱えて、「これって本当に電動なの?」と三度見するレベル。 中身がハリボテじゃないかと疑った私は、まだまだ修行が足りない。 これは…乗ってアシストしてもらう前から、私のテンションがアシストしまっている雰囲気。 期待しかない!!

オレンジ色の美意識 – TYRELL IVEの2年点検

C観光協会にお勤めのTさんより、TYRELL IVEの点検・修理をご依頼いただきました。 いつもありがとうございます! 最近、新しいお家を建てられたそうで――おめでとうございます! きっと新築の木の香りが、ふわりと漂っていることでしょう。良いですね、新しい暮らし。 さて、Tさんの愛車 TYRELL IVE は、日本の美意識が息づくようなオレンジ色。 いつ見ても、じんわりと心が和みます。 今回は2年点検ということで、有料にはなりますが、点検項目は多岐にわたります。 これからも長く快適に乗っていただくための、大切なメンテナンスです。 そして今回は点検に加えて、グニャリと曲がったマッドガードとステーの修理もご依頼いただきました。 ステーは万力にあてがいながら、どのポイントを曲げると元の形に戻るかを想像して慎重に作業。 アルミ製のマッドガードは裏から少しずつ叩いて整え、表面の傷は軽くならして塗装も施してみました。 どうでしょう、軽板金ではありますが、形が整った姿に、自転車もどこか嬉しそうな表情をしているようです。

NHK「ミニベロ出会い旅」に、地元民がざわつく

 皆さん、「ミニベロ出会い旅」ってご存じですか? NHKで放送されている、自転車でふらっと旅する系の番組です。 で、次回の舞台が――なんと、 佐賀県・唐津市 だとか! 地元出身の私としてはですね、もう興味津々というか、「どこ走るんだ!? まさかあの激坂か!?」と、胸がざわついております。 ちなみに、NHK総合での放送スケジュールはこんな感じ。 佐賀県域では本日放送 (地元特権!) 九州・沖縄地方では、7月26日(土曜日)朝7:35~8:00 唐津とミニベロ。この組み合わせ、なかなか味わい深い気がします。 朝からほんのり旅気分を味わいたい方、ぜひどうぞ。 NHK佐賀のページで番組紹介も見られますので、興味のある方はこちらをチェック↓ https://www.nhk.or.jp/saga/info/articles/310/009/75/ ※すでにNHK+では番組を見ることができるよーです

【そろそろ電動】—第2話:赤か、シルバーか。そして蕎麦屋の午後

レンタル用のハリークイーンを注文した。 何色にするか――正直、悩みに悩んだ。 赤も気になったけど……本家本元のブロンプトン様を強く連想してしまう(笑)。なので今回は無難にシルバーを選択。 昨日、蕎麦屋で昼ご飯を食べていたら、私は蕎麦に食いつき、店主はハリークイーンに食いついた。 「レンタル来たら教えてね!」 ……これは何だか、面白くなってきた。 しかし、私にはひとつの懸念があった。 というのも── ハリークイーンには、変速システムが……なーい。 果たして、太宰府名物・かまど神社へと続く激坂を上ることができるのだろうか? それとも、電動アシストとしては異例の14kgという軽さが、功を奏するのか!? よし、登らせてみせるさ~ とにかく、試してみたくて仕方がない今日この頃。 ハリークイーンの入荷を、子どもみたいにワクワクしながら待っている私です。

【そろそろ電動】—第1話:良心回路とハリークイーン

アンケートへのご協力、ありがとうございました! たくさんのご意見をいただき、私は深く、いや……かなり悩みました。 「タルタルーガtype F、乗ってみたい!」 という声もあり、私も「あの未体験な感じ、良いよなぁ〜」と一時は傾きかけたのです。 が! 自転車の画像を眺めながら、ふと気づいたのです。 タルタルーガって、キャスターアングルがけっこう寝てるんですよね。 直進は安定して気持ちよく走れるけれど、曲がるのがちょっと苦手なはず。 それはつまり──あの「曲がりくねった奥の細道」には、向いていない。 うちの「世界ふれあい街歩き風、旅する自転車」というコンセプトから、ちょっと外れてしまうのだ。 ――と、脳内に警報が鳴り響きます。 ピープーピー、プピプー♪ ※『人造人間キカイダー』における“ギルの笛”。 悪の音波に支配されかけたキカイダーが、良心回路の力で正義を取り戻す名シーン! 「ダークに生まれし者は、ダークに帰れ!」 私の良心回路が作動しました。 チェンジ! スイッチ・オン! ポタ! リング! バイク! そして導き出された結論は── ブロ…いや、電動折りたたみ自転車「ハリークイーン」! 「そろそろ電動もいいかなぁ」という声、意外と多かったんですよね。 楽に坂を越え、風を越えて、知らない道へと連れていってくれるアシスト自転車。 それはきっと、あなたの旅のスタイルを、もうひとつ先へ運んでくれるはずです。 そんなわけで、電動アシスト折りたたみ「ハリークイーン」 レンタル導入、決定いたしました! レンタルしたなら、これであなたも…… 電・動・人・間! タルタルーガを楽しみにしてくださった皆さま、ごめんなさい。 でも、またいつか。きっと。

70点から100点へ。Tyrell IVEのごきげんメンテ

本日のお客さまは、長崎からお越しのIさま。 愛車・Tyrell IVEの点検でご来店くださいました。 リアディレーラーとシフターの同調具合が〈70点〉といったところでしたので、〈100点〉に仕上げております。 また、タイヤとチューブがやや密着気味でしたので、タイヤ内にタルク(パウダー)をまぶし、細かい部分まで調整いたしました。 そんな中で、唯一の大きな変更点は── ペダルの換装。  プラスチック製からアルミ製へ。これは踏み心地がガラリと変わりますので、走り出してからの変化をどうぞお楽しみに! ところでIさま、足の具合、かなり良さそうですね。 手術をなさったと伺っておりましたが、お歩きの様子も自然で、何よりでございました。

宇宙っぽい自転車のレンタルはいかが~?

~地上の乗り物に飽きたあなたへ~ 皆さま、こんにちは。U.S.S. ドライジーネ号 艦長の辻です。 唐突ですが── 宇宙っぽい自転車、乗ってみたくないですか? それは タルタルーガ「タイプ FOLDING 」 背もたれがあって、座った姿勢でスイスイ走れる。 “セミリカンベント”という、ちょっと変わった自転車です。 実は私、最近首を痛めまして、前傾姿勢がつらくなっております。 だとすると、乗るなら「ままちゃり」しかないのかー!? と思っておりましたが、運よくタルタルーガに思い当たったのです。 そして考えました── 「これ、お客さんにも楽しんでいただけたらなぁ」 ● 売りません、貸します。 買うにはちょっと勇気がいる。でもレンタルならどうだろう。 「旅する自転車」の新たな体験として、“未知との遭遇”になるのでは? 借りることで、こんな体験ができます 1日レンタル:5,500円  気軽な価格で、ちょっとした非日常へ出発進行。 乗り物好きのあなたへ――  「一度は乗ってみたかった」が、今ここに。  乗りこなせば、話のネタにも。SNS映えも間違いなし。 モールトン派のあなたもぜひ!  横目で見ていた“あの形”、ちょっと乗ってみませんか?  意外としっくり来るかもしれませんよ。 車両の詳しい説明はこちら> メーカーウェブサイト ●アンケート、ご協力ください! というわけで、レンタル導入の考察にあたり、皆さまの声を聞きたいと思っております!お手数ですが、下記フォームより、ピコっとご意見をいただけると幸いです。 🔗【アンケートはこちら】> Googleアンケートフォーム あなたの一票が、次なる航海のゆくえを決める──かもしれません。 ご協力、よろしくお願いいたします!

トランスミッションに住み着いた、しつこいやつ

Mさんのバイクフライデー ただいまトランスミッションをクリーニング中。 星一徹のような、頑固にこびりついた油を根気よく除去。 綺麗になった部品を見ると こちらの心も少しだけ綺麗になれそうな気がします。 取り外してクリーニングしないと、なかなか綺麗にできませんね。 ぜひ点検の時にご用命ください。

「ただいま」までの道のり

最近、夜の21時頃までお店の灯りがついているのは、 テスト勉強に励む息子と一緒に帰るためです。 お店で仕事、息子は図書館で勉強。 それぞれの時間を過ごして、同じ帰り道。 息子へ>がんばってるね!

バイクフライデーとしまなみ海道の風

メンテナンスのご依頼をいただいているのは、Mさんのバイクフライデー。 つい先日、しまなみ海道をお仲間と一緒にご走行。おかえりなさい! そして、旅先の美しい写真もありがとうございます! あの風景のなかをこの自転車で…と思うだけで、こちらも胸が熱くなります。 ところで、バイクフライデーは勢いよくフレームが錆びることがあるので、要チェックですよ! 今回のトランスミッションのクリーニングに加えて、念入りに点検も進めます。 まだ作業は始めておりませんが、これよりじっくり取り掛かってまいります。 潮風と旅の疲れをリセットして、ピカッと仕上げましょう。 ちなみに私は、しまなみ海道を原付で走った経験はありますが、自転車ではありません。 自転車関係者としては、ちょっと反則かもしれませんね(笑)。 いつの日か、CLUB DRAIS CYCLING CIRCLEのみなさんと一緒にあの景色を走ってみたいものです。

スタートシグナルの箱、食われる。

日曜のラジコンカー練習会、お越しくださった皆さま、お疲れさまでした~。 さて、あの日の帰り際。 18時からご来店予定のお客様があったので、あたふたと現場を離脱。 ──そのドタバタの中で、スタートシグナルを 持ち帰り忘れて しまったのでした。 で、次の日。取りに行くと… そこには、悲しくうなだれる置き去りのスタートシグナルの姿が。 「ををー、すまなかった…」 と、そっと抱き上げて箱にしまおうとしたその時── ゲゲゲのゲッ!! な、なんと! 箱が何者かに食い破られているではありませんかッ! 複数の穴…不自然な噛み跡…まるで警告のよう。 じわじわと背筋に冷たいものが走ります。 忘れ物は命取り。 帰り際のチェックは…怠るまいと、誓ったのでありました。

DT SWISS、ラチェットの鼓動が聞こえるか?

長崎のNさんからホイールのご注文をいただきました。 あの、ロードバイクのような軽妙な走りをする、メイドイン・オレゴ~ン「Pocket Rocket用」です。 もう、ホイールを組み立てる前からこっちもワクワクします。 で、今回チョイスなさったハブは DT SWISS 350ロード。 説明しよう!DT SWISSのラチェットシステムとは何か? このハブ、地味に見えて変態的にスゴい。 なぜなら―― 「カチッカチッ」じゃなくて「ズズズッ…」というアレ。 内部はDT SWISS伝統のラチェット機構。 爪(ポール)式とは違って、ギア状の歯車を面と面でバシッ!と噛み合わせる構造です。 摩耗に強く、トルクも逃がさない。しかもチューンも可能。 まるで、「シャア専用ザク」ならぬ「オレ専用ハブ」って感じ! そんなわけで、私はいま、Nさんが島原の坂道を、青空に向かって駆け上がるその姿を想像しながら、ホイールを組もうとしております。 Nさん、ホイールが届いたら、ぜひ一発、坂で“ラチェット・ニュータイプ”してきてください!

電動アシストで、元気にワープ作戦!

自転車のご相談でご来店のSさま。 なんでも、ご病気を乗り越えて、自転車でいろいろな場所に“ワープ”したいとのこと。 もちろん、一台でなんでもこなせる自転車があれば理想ですが、すべてを満たすのはなかなか難しいものです。 ここは、普段の生活の中で扱いやすく、安定したものを選んでいただくのが、今のお体にはいちばん良いと判断しました。 何だか、お医者さんみたいな診断になってしまいましたね(笑)。 そこで、普段は取り扱えるけれど扱っていない、電動アシスト自転車をお選びいただきました。 「メンテナンスの事を考えると、ご近所でお買い上げになった方が良いですよ」と申し上げたところ、 「あんたの話が面白いので、ここで買う!」と。 そう言われたら、もう全力を尽くすしかありません。 普段は取り扱わない電動アシスト。 でも、自転車が希望の星となるのなら、規約を破ってでも出動させる。それが艦長の責務。 ただ、久しぶりの電動アシスト車。 慣れない組み立てに、少々時間をいただいてしまいました(笑

開店20年目、突然の宇宙刑事

節目の日に、思い出すこと 店をオープンした頃のことを、ふと思い出しました。 あの頃は、知り合いも少なくて、 宣伝をするわけでもなく、来店してくださる方もぽつりぽつり。 本当にこれでやっていけるのか—— そんな不安が、いつも心のどこかにありました。 そんな中で、ふらりと立ち寄ってくれて、 ときどき遊びに来てくれて、自転車も買ってくれて。 一緒に走ったこと、一緒に笑ったこと、 その一つひとつが、静かに、でも確かに、自分を支えてくれました。 そして、長くお付き合いする中で見えてくるものもあります。 それぞれの方が歩んでこられた、さまざまな楽しいことや、思いがけない苦しみ。 ただの「お客さんと店主」ではない、もっと複雑で、温かな関係がそこにあるのだと、 今つくづく感じています。 気がつけば、今日で20年目。 まだまだ迷うこともあるし、課題は山積みですが、 「楽しいことを一緒に見つける」旅は、続いていくと思っています。 これまで来てくださった皆さんへ。 そして、これから出会うかもしれないあなたへ。 本当に、ありがとうございます。 これからも、ゆっくりと一緒に走っていけたら嬉しいです。 久々宇宙刑事ギャバンのポーズ。まだ戦いは終わっていない、「チュー!」

僕のサイクリング事情:趣味と仕事の境界線

以前より首から腕への痺れは、じわじわ治りつつあるんですが、 まだ自転車に乗るのは控えています。 乗ると腕がジンジンしてくるんですよ、ジンジン!(正直、もう勘弁してほしいけどね) こんな気候のいい時に乗れないなんて、まるで自転車に裏切られた気分です。 行ってみたいコースが3つもあるのに、治るのが待ち遠しくて仕方ないんです。 僕は、自転車は一人で乗るのが好きで、これは完全に「趣味」。 お客さんをお連れするのは「仕事」と割り切っています。 時々、「定休日の日に一緒にサイクリング行こうよ」と言われることがありますが、 それはちょっと違うんですよね。って、結局僕がコース考えて、先導して…つまり仕事モードに切り替えなきゃいけないわけでして。 趣味のサイクリングは心のリフレッシュ。 仕事としてのお供はもちろん大事だけど、趣味の時間は自分だけのものにしたい。 なので、これからもお誘い以外の趣味サイクリングは大切に楽しんでいきます。 もちろん、それが仕事にいい影響を与えることもあるんですけどね。 何処へ行こうが、道に迷おが、いつ昼飯を食べようが、自由な自分のサイクリング。いつか野たれ死ぬかも(笑

嬉しいオッサン、ラレーRSSに照れる

先日、通りすがりの女子が、こう言ってくれました。 「可愛い〜!」 ……あ、自転車のことです。僕じゃなくて(笑) 主役は、店の前に置いている、ラレーRSSカスタムバージョンです。 実はこの自転車、これまでにも何人もの方から「可愛い」と言っていただいてます。 乗ってる人も、見てる人も、なんだかちょっと気分が上がる。 そんなチャーミングさが、このRSSの魅力かもしれません。 手塩にかけて仕上げた一台を、そんなふうに見てもらえるのは、やっぱり嬉しいもんですね。 さあ、あなたも—— ラレーRSSの“可愛い世界” 、のぞいてみませんか? ……と、ここまでご紹介しておいてなんですが、実は480mmサイズの各色は すでに完売 だそうです。 520mmサイズに乗れる方は、いまのうちにどうぞ。こういうの、気づいたときには無くなってるんですよねぇ。

全開で壁に向かう人たち。僕含む。

いやー、けっこうみなさん愛車がぶっ壊れました、昨日のラジコンカー練習会。 <画像と本文は関係ありま、す> ギアが破損したり、足回りバラバラになったり、パーツ飛んだり。まさに部品まつり。 で、なんとなく思うんです。 なぜそんなに全開で、障害物に突っ込んでいくのかと。 あれですかね、スピード出すと見えなくなるんですかね、物理的にも精神的にも。 まあ、人のことは言えませんけど(笑)

プラモデルを台無しにした少年は今

傷ついたカーボンパーツの補修をしています。 といっても、ただ削って塗って終わり、というわけにはいきません。 まずは傷の部分を、できるだけ平らに削るところからスタート。 ここまではまあ、普通です。 問題はその先。 剥がれて浮き上がった部分の処理が、なかなか繊細なんです。 やりすぎると傷が広がるし、やらなすぎると直らない。 慎重さが問われます(人生と同じですね ←急に深い)。 もし、分かれ目に白い部分が若干残るようなら、少し黒でぼやけさせ誤魔化す! 下地には「ミッチャクロン」という接着促進剤を吹きつけて、 そこからクリアーの積層作業へと進みます。 そして、そこからは……待つ! 乾き具合を見ながら、じっと待つ! これがなかなか難しい。 というのもワタクシ、実は昔から「待つ」というのが苦手でして。 子どもの頃は、完成直前のプラモデルを、乾くのが待てずに触っては、台無しにしておりました。 あのときの悲しみ、今でも忘れられません。たぶん。 そんな僕が、今では乾きをじっと見守る男になったんですから、 人間って成長するもんですね。ええ、たぶん。