若者よ、しなやかさを語るなかれ──年寄が語るP-20G

よく「クロモリはしなやかで乗り心地がいい」なんて言うでしょう。

でも、あれって――実はパイプの銘柄や設計(スケルトン)でフィーリングが全然違うんですよね。

私が若き日に買った最初のMTB、名付けて「パナソニック・マウンテンキャット高山質屋号」もクロモリでした。
ただそのフレームは、ロードレーサーのような繊細なものではなく、太めのパイプでごつい印象。

これが見た目通りの頑丈さで、この上ない“直球ストレート”な乗り心地。
まるで、どこでもグングン突き進む戦車のようなフィーリングで、
まことしやかに語られる「クロモリのしなやかな乗り心地」なんて、どこ吹く風。

……それもそのはず。グレードの低いMTBの話ですから。

一方、同僚が潤沢な資金を投じて手に入れたのは、オーダーを掲げるパナソニックのMTBシリーズ。
フレームに貼られた「TANGE PRESTAGE」のシールが、すでに“いいもん使ってます感”を放っていました。

剛性感としなやかさを兼ね備え、走りも上質。
いやあ、まさに「地獄の沙汰も金次第」ってやつですね。


さて、その「TANGE PRESTAGE」を纏った旅に特化した自転車がいよいよリリースされます。
そう、KHS P-20G です。

いやいや、設計者の今井さん、気合入ってんなぁ〜と思わず感心。
でもその気合い、若者にはなかなか伝わりません。
だからこそ、年寄りが語らなきゃね。

そして今年7月、そのKHSの新型モデル P-20G が入荷予定です。

お色は、なんとも優しげなベージュ「TAN」。
オールドミニにもありそうな、ちょっと懐かしくて、旅心をくすぐるカラーです。

ちなみにもうひとつの色、「UK GREEN」は来年7月入荷予定とか……。

さあ、この「TAN」で、風光明媚なプチ旅に出かけてみませんか?
サイドバッグを付ければ、旅気分はさらに倍増。
“街乗り+冒険”を兼ねた一台に仕上がります。

気になった方は、ぜひご相談ください。
ご注文、お待ちしております!

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