DT SWISS、ラチェットの鼓動が聞こえるか?

長崎のNさんからホイールのご注文をいただきました。
あの、ロードバイクのような軽妙な走りをする、メイドイン・オレゴ~ン「Pocket Rocket用」です。
もう、ホイールを組み立てる前からこっちもワクワクします。


で、今回チョイスなさったハブは DT SWISS 350ロード。

説明しよう!DT SWISSのラチェットシステムとは何か?
このハブ、地味に見えて変態的にスゴい。
なぜなら――

「カチッカチッ」じゃなくて「ズズズッ…」というアレ。

内部はDT SWISS伝統のラチェット機構。
爪(ポール)式とは違って、ギア状の歯車を面と面でバシッ!と噛み合わせる構造です。
摩耗に強く、トルクも逃がさない。しかもチューンも可能。

まるで、「シャア専用ザク」ならぬ「オレ専用ハブ」って感じ!

そんなわけで、私はいま、Nさんが島原の坂道を、青空に向かって駆け上がるその姿を想像しながら、ホイールを組もうとしております。

Nさん、ホイールが届いたら、ぜひ一発、坂で“ラチェット・ニュータイプ”してきてください!

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