KHS F-20 series

シリーズラインナップ
シンプル構造のベーシックモデル

F-20JJ
\88,000
ドロップハンドルの旅モデル

F-20G
\121,000
快速ツーリングモデル

F-20R
\154,000
カーボンホークのハイエンド

F-20RC
\187,000
価格は税込です。
KHSについて
KHS自転車は1974年に設立され、アメリカと台湾を主要な事業拠点として活動しているメーカーです。KHSでは当初、マウンテンバイクが主な製品としていましたが、現在ではロードバイクや折り畳み式自転車、タンデムバイクなど、多彩なラインナップを誇っています。
ドライジーネでは、主に折りたたみ自転車のFシリーズをご紹介し、みなさまにフォールディング・ツーリングをご提案します。
レースシーンでの活躍
▲ダウンヒルレースで活躍するKHSのMTB
日本でKHSは、走行性能の高い折りたたみ自転車として知られていますが、海外では同社が開発するマウンテンバイクやBMXがレースシーンで数々の輝かしい成績を収めている事でも知られています。
また最近では、ロードバイクのレースにもKHSが使われて、上位入賞などを果たしています。
独自の技術を搭載
▲サスペンション効果を生み出すソフトテール |
ハードなレースで培われた製造技術やアイディアは、KHSの小径自転車に生かされています。
リアに装備されたソフトテールもその一つで、初期のマウンテンバイクに採用し、路面へタイヤを追従させる性能を実証したこのユニットを、小径車にも応用してあります。
フレームマテリアル
▲老舗ブランドREYNOLS社のスチールパイプを採用 |
フレームに採用されている英国ブランドのスチール製パイプは、しなりによる振動吸収性能があり、カーボンなどの新しいマテリアルが開発される一方で、重さというデメリットはありますが、振動を人の感覚にやさしく伝える効果があり今でも人気のある素材です。
折りたたみ方式
▲フレーム中央部分から半分に折り曲げる方式を採用 |
KHSのラインナップの中でコンパクトに折りたためる旅自転車として開発されたのがF-20シリーズです。
その折りたたみ方は、フレームの中ほどから折れ曲がるベーシックな方式を採用し、そのギミックに派手さはありませんが、分かり易さと簡易さで誰もが扱いやすい構造になっています。
折りたたみヒンジ部分は、大きな力を受け続けるとガタつきの原因になるので、できるだけスムーズな路面をはしるなどし、多少いたわりながらお使い下さい。
長距離の為のハンドル
▲ハンドルを抜き取ってコンパクト化 |
中・長距離を走る時、フラットバーに比べてドロップハンドルやブルホーンバーは有利です。手首への負荷軽減にはこれらのタイプのハンドルバーに大きなアドバンテージがあります。
ただし、折りたたみ自転車へこれらのハンドルバーを採用する場合に大きな問題が発生します。それは、前方へ突き出たハンドルバーの形状のため、折りたたんだ時に横へはみだし、コンパクトにならないのです。
KHSのFシリーズではこの問題を、ハンドルコラムを抜き取る方式を採用し解決しました。この事で、折りたたみの簡易さは多少犠牲になりますが、より快適に走る事ができます。
抜き取った後のハンドルコラム部分は、アダプターを介しフレームに取り付ける事ができます。慣れると意外にも簡単に着脱でき、また折りたたみヒンジがないので軽量かつトラブルが少ない所がメリットとなっています。
ポジションセッティング
▲セッティングの自由度があるハンドル回り |
F-20シリーズのフレームサイズは、モデルにより1サイズないし2サイズで展開されています。人によっては完璧なポジションセッティングが取れない場合もありますが、それでも、ハンドル回りに調整幅があり、セッティングの自由度が設けてあります。
まず、ハンドル高においては、コラムスペーサーの厚みを変える事で8cm程、またハンドルステムを裏返す事で更に数センチの高さを変更する事が可能です。
そして、ステム長はハンドルステムに規格化された物が使え、多くの市販品が流用可能。その為にハンドルの突き出し長は自由に変更する事ができます。
ただし、ハンドルステムを下げると、コラムをフレームに取り付ける際のアダプターが取り付けできなくなる事があります。
その時は、別途P-20シリーズ用の短いコラムをご使用になれば、更に12cm程低くセッティングする事が可能です。
また、F-20シリーズの中には折りたたみ式のハンドルポストを装備したモデルがあります(F-20JJ等)。これらはハンドル高のセッティングの調整範囲が狭いのでお買い上げの際はご注意ください。
出かけよう、自転車旅行へ
良く走ると言われるKHSの折りたたみ自転車ですが、無論ロードバイクのように速い速度を維持できるようには出来ていません。しかし、速く走れないからこそ見えるの景色があるのです。これは本来、ツーリング用自転車が持つ旅を楽しむための性能である私は考えます。
ぜひKHSのF-20シリーズで、大きな旅から小さな旅まで、まわりの風景をたのしみつつ楽しい自転車旅行におでかけください。