NITTO RB006 に MicroShift SL-N08 と心の葛藤

昨日は旧モデルのMOULTON APBのお話しでしたが、今日は現代に戻ってMOULTON TSRのお仕事のお話し。

KさまよりTSRの内装8Speedハンドル交換のお仕事を承っているのですが、昨日そのハンドルバーNITTO RB006が入荷して参りました。



こういった形状のハンドルバーは、直線状態に近いフラットバーとは違い、手首に負担が少なく、また操縦して楽しいという要素があります。
また、自転車としての見た目も、「普通じゃございません」みたいな風体となりそのフォルムも見ていると楽しいのでした。



今回は、これにMicroShift製のバーエンドシフターSL-N08を装着いたします。
操作しやすいように、モールトン博士まねっこになりますが、画像のような角度にシフトレバーを取り付ける事にしました。
台座は特注で製作依頼いたします。



さて、ブレーキレバーはどういたしましょう。
効率を考えるならばDIA-COMPEのオポジットレバーです。
無改造でサッと取り付けができます。
しかしながら、やや見た目にやや頭でっかちになるのでした。



TektroのRX4.1をつかったならば、一回りコンパクトなそのボディーゆえ、頭でっかちを軽減できるのですが、ハンドルバーの内径拡大作業が待っております。

当店では内径拡大するため効率よく作業できる工具をもっていないので、案外この作業に手間取ってしまうんですよね。


そんな訳で、できるだけ綺麗まとめたいとう心と、作業効率と利益よね、という心がせめぎ合ってしまうのでした。ムラムラ。

2 件のコメント :

  1. まってました,ディナー作戦始動ですね。K

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    1. 遅くなりました~。問屋さんに380mmサイズが無くメーカー入荷待ちだったのです。と、言う訳で部品はきっとピチピチ出来立てに違いありません。少し湯気が見えましたから(あ、誇大な表現です)

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