Order|Sさま|ARAYA Federal

いつもCLUB DRAISでご参加いただいてますSさまより、新家工業より発売されています入門向けツーリング車「フェデラル」をご注文いただきました。
ありがとうございます。


こちらの自転車、このタイプのツーリング車としては、6万円(税別)と言うリーズナブルな価格設定となっていますが、トランスミッションおよび、ハブ・ブレーキなどをシマノ製を使い、壊れにくい真のツーリング車として考えられた仕様となっております。



入荷しました。組み立て待ちです。



シートポストの上げ下げが今一つスムーズでないので、リーマーでパイプ内を切削します。なかなかいい感じで上げ下げできるようになりました。



ワイヤーガイドを留めているネジが浮いています。
どうやら、ハンガーを貫通してBBに接触している模様。
長さをカットして再セットです。



カンチブレーキの動きが渋いので、オイルを塗布して斜めに何度か力をかけながら動かしスムーズにします。取り付けボルトを締めすぎると、こうなったりしますね。でも大丈夫。



意外と手こずったのが前ブレーキアウター受け。
ブレーキをかけるとカッチン、カッチンといやな音がでます。
アルミ部品の成型ぐあいや、ブレーキワイヤーの進入角度の問題みたいでした。部品を削って対処。


ワイヤー系統完了後、全体を見回してみると、マッドガードがシートステーのブリッジ付近でクリアランスが大きく開いています。
このままではツーリング車たるもの、その美しさが損なわれてしまう恐れがあります。


そこで、とある部品を少々削ったりして、クリアランスを修正。



綺麗にクリアランスが出たマッドガードを見てほくそ笑む気持ち悪いワタクシ。



無粋に成形されたフロントノーズ。少し色気を出してみます。



アルミのマッドガードのような面持ちを与えてみました。



お待たせいたしました。
そんなこんなで完成です!
テスト走行では安定感抜群で、乗りやすさ・乗り心地の良さを感じました。それははまさにランドナー的です。



外観上では、ダウンチューブにメーカーロゴが入っていないハデさのない佇まいが、日本の風景にマッチしてこれまたすばらしい。

リーズナブルな価格設定のFEDERALですが、いわゆるオーダーモデルのような様式美は無いかもしれません。しかし、道具として十分な性能と拡張性をもった真のツーリング車としてどんどん使っていただけたら、そこからカッコよさが次々と見出されていく事でしょう。

2 件のコメント :

  1. Sです。ありがとうございます!懐かしい〜、35年前に持っていた片倉シルクキャンピングが復活した印象です。ダウンチューブのシフターは15年ぶり、昔の感覚で操作できそうです。
    すぐに取りに行きま〜す!

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    1. お買い上げ、どうもありがとうございました。
      シルクのキャンピングですか!色々な思い出がおありでしょうね。
      また新しい光景をこのフェデラルと友にお楽しみいただけたら幸いです。

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