6月3日は、「ドライジーネ」のオープン20周年の記念日だった。
とはいえその日は「定休日」。
いや「筑後観光協会の総会」もある。
それと、2号店である「自転車の診療所」のオープンの日。
おっと、大事な事をわすれちゃいけない「結婚記念日」でもある。
そんな諸々の個人的な事以外に
その日は、国連で制定された「世界自転車デー」らしい。
へえー。
その決議では
「2世紀にわたって使用されてきた自転車の掛け替えのなさ、息の長さ、汎用性の高さといった特性」を認め、自転車は「シンプルで手頃であり、信頼性が高く、クリーンで環境にやさしい持続可能な交通手段である」
と歌ってある。
しかし、交通手段だけでは無い、旅の道具として乗る人に幸せ感を与えてくれる事を私は伝えて行きたい。
自転車プチ旅は、脳内の「幸せ物質発生装置」である。
一歩遠出する「プチ旅」に出たとき、私たちの脳内では複数の幸せ物質が心地よいセッションを始めています。
スリルや興奮を呼ぶドーパミンとは少し違う、旅の途中や終わったあとにやってくる「じんわり、ホッとする幸せ」の正体を紐解いてみましょう。
1. オキシトシン(つながりと癒やしの特効薬)
本来は人と人とのふれあいで出る物質ですが、実は「美しい自然や景色に感動すること」でも分泌されます。
自転車を止めて見上げた夕日の美しさ、ふと見つけた可愛い野良猫、旅先での優しい店員さんとの一言。そういったものに「あぁ、生きててよかったな」「世界って優しいな」と、胸の奥が温かくなるようなじんわりとした幸福感をもたらしてくれます。ストレスを消し去り、心をトゲトゲしさから解放してくれる物質です。
2. セロトニン(心の安定とリセットボタン)
「幸せホルモン」の代表格。感情をコントロールし、心を穏やかに整える役割を持っています。
セロトニンを出すトリガーは「日光を浴びること」と「一定のリズムで運動すること(リズム運動)」。つまり、太陽の下でペダルをトコトコと漕ぎ続ける自転車プチ旅は、セロトニンを出すための完璧なパッケージなのです。乗っているうちに雑念が消え、「なんか最近悩んでたけど、まぁいっか!」と思えるような、クリアで穏やかな安心感に包まれます。
3. エンドルフィン(脳内麻薬と呼ばれる極上の達成感)
心身のストレスや痛みを和らげるために分泌される、強力な多幸感物質です。
「ちょっと長い坂道を登りきったとき」や「目的地に到着して自転車を降りた瞬間」にドバッと出ます。激しいランニングでの“ランナーズハイ”ほど過激ではなく、プチ旅では「心地よい疲労感とともに、体がじわ〜っと解きほぐれるような快感」として訪れます。お風呂に浸かったときに「あ〜〜〜」と声が出てしまう、あの究極の癒やしに近い感覚です。
激しいスポーツのようにアドレナリンを爆発させるのではなく、自分のペースで景色を楽しみながら、脳内をオキシトシン・セロトニン・エンドルフィンで満たしていく。
日常のモヤモヤを吹き飛ばし、心に「じんわりとした幸せ」を補給するために、今週末は自転車で少し遠出してみませんか?

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