実家からやって来たアルベルト

雲行きが、雨の兆しを匂わせる定休日。

所用で実家へ向かうと、

そこにはブリヂストンのアルベルトが待っていた。

親戚のおじさんが乗らなくなった自転車。

次の誰かに渡すには、打ってつけの親類がこの私である。

まだまだ活躍できる――というか、ほとんど乗られていないこの自転車。

いつも触っている繊細な自転車とはまるで違う、頑丈一徹なその姿は、

やはり高校生くらいがよく似合う。

そんな事を思いながら、2号店にて整備を始めるのであった。

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