語る自転車、即決のみかん

思い起こせば、Pedal Classicの日。

出走後の私は、

表の顔は、日本モールトン党。
裏の顔は、果物屋。

二足のわらじで、みかんを売る男である。

そしてこの果物屋、
ありがたいことに、なかなかの盛況だった。

自転車の説明は、フレームがどうとか、設計思想がどうとか、
じっくり時間をかけて語る。

しかし、みかんは違う。

「甘いですよ」
「じゃあ、ひと袋」

早い。
決断が、実に早い。
買うか、買わないか、即決なのである。

その潔さが、なんとも新鮮だった。


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