静かな時間に、ひとつの縁が走り出す

プチ旅レンタサイクル

シーンと静まり返った店内。
今日はまだ、利用者の姿がない。

せっかくなので、KHS F20Tに乗るKさんに
「試しに、このルート走ってみませんか」とお願いした。

Tシャツや缶バッジのデザインでいつも助けてもらっている人。
今回も、報酬なんてないのに、快く時間を使ってくれた。

それで、よかと?
心のどこかで、申し訳なさが疼く。
でも、ただただありがたい。

いつか必ず、倍返ししたい。

走ったあとは、このルートについて
たくさんの意見やアイディア、お互いの人生観まで語り合った。

一人でやっている自転車店。
だからこそ、別の視点から差し込んでくる言葉は
まるで光を放つ宝石のように感じる。

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