先日お届けした AM20mk2 ― 奇跡の在庫。
あの独特のシルエットを思い返していると、どうも私は大事な情報を後まわしにしてしまうらしい。
そう、今日は“ヘッドの話”だ。
問い合わせて分かったのは、このフレーム、長いヘッドチューブを持つスレッドタイプだということ。
つまり、あの気どらない スレッドステムで、素直に組み上げることができる。
AM-7を思わせる、昔ながらの佇まい。
たとえばフラットバーを合わせて、肩の力を抜いたのんびり仕様にしても異様にカッコいい。
“お散歩に連れていく高級車”という、なんとも贅沢な遊び方ができる。
もちろん、ヘッドチューブやステアリングコラムを整えて
ウイッシュボーンステムへ変更する道も開かれている。
スレッドも、アヘッドも、どちらもいける。
懐の広いフレームだ。
乗り手のスタイルに、するりと馴染む。
そして今回、そのフレームが――
待たずに、手元に来た。
ただそれだけで、ちょっとした奇跡のように思える。
コメントを投稿