収まるはずが、またもやフロントディレーラー事件

 点検を承っておりましたTさまのバイクフライデー・ポケットロケット。

互換性の疑わしいフロントディレーラー問題を解決すべく、
シマノ・ティアグラ 10スピード仕様にパーツを載せ替えることにしました。

「これで全て丸く収まるはず」――そう思ったのも束の間、
またもや問題が発覚。しかも同じフロントディレーラーまわりである。
うげー!

原因は、あまりにもイレギュラーなワイヤーの取り回し。
そのせいでディレーラーの作動量が足らなくなってしまったのです。
あたたた。

テスト的にワイヤーを下から引いてみると、やっぱりOK。
しかし、これはあくまでテスト的に仕込んだ実際には使えない仕様。

経験値の外側から飛んできたこの難問。
一瞬フリーズしたあと、私は決断しました。
「これは本格的にワイヤーの取り回しを変えるしかあるまい!」
シュワッチ

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