久山レトロポタへの道:エンジントラブルとの激闘記

恒星日誌 地球歴 2024.12.12
艦長の記録

ビューイーン・ガラガラガラー!
冬の冷たさが宇宙艦隊の活動を包む中、我々の旗艦に突如として警報が響き渡った――ワープコアに異常発生!(ファンカーゴのエンジンルームからの異常音)

実はこの現象、今年の元旦に一度だけ観測されていたのだが、その後は沈黙を保ち、我々のデータベースに謎のまま残されていた(「多分オルタネーターの音だろう」と軽く見て放置していたが、未来は甘くなかった)。

だが今、その異常音は前触れもなく再び姿を現し、我々の航行を脅かしたのだ。
このままでは日曜日に予定されている惑星間サイクリング「久山レトロポタ」作戦が実行不可能になってしまう。

船内は緊張感に包まれた。

我々はただちに技術部に連絡を取り、問題解決に向けて部品の緊急調達を要請した。
だが、部品の到着には時間がかかる――それも神奈川星系からの輸送だという。
数日間の待機は我々の精神に重くのしかかり、艦内の士気にも影響を与え始めていた。

部品到着後、私は技術スタッフ(つまり自分)と共に、早朝から交換作業に取り掛かった。一刻の猶予も許されない状況だったが、問題は想像以上に複雑だった。

何故だ、取り付けができない……!

私は冷静さを取り戻すため深呼吸し、部品を再度観察した。そして、すべてが明らかになった――ここだ!この微細な差異が鍵だ!

数時間の格闘の末、ついにワープコアは正常に稼働を再開した。
我々は胸をなでおろし、艦の進路を「久山レトロポタ」へと向けた。

今回の一件で、機械とは単なる道具ではなく、私たちの相棒であると再認識した。

我々の旅は続く。
そして、その道のりには、きっとまた新たな試練が待ち受けているだろう。



うなるワープコア

コメントを投稿