モールトンと共に巡る、古き有田の風情旅 1
今回のレトロ旅の目的地は、有田焼で全国的に有名な佐賀県の有田町。
ただ、私は焼き物目当てではなく、むしろ古い町並みや素朴な風景を求めて訪れました。
地図を眺めていると、中心地から少し外れた場所にも、昔ながらの宿場町の面影が残っていそうな所がある事に気づきます。
曲がりくねった道を見ているだけで、昔の風景が頭に浮かび、期待が膨らみました。
それ以外でも、偶然見つけた「面白いもの」を見つけるのも楽しみです。
当日の有田町は、予報では最高気温36度!まさに真夏日。
そんな高温の中でレトロ旅を楽しむのは少し危険かもしれないと考えつつ、日陰で何分休憩すれば大丈夫だろうか…なんて実験的な事を考えると、少し笑えてきました。
まずは、有田町の体育館に車を停めて、レトロ旅のスタート!
公共施設に駐車するときは、「サイクリングで観光に来ました」と職員の方に一言伝えると、快く了承していただける事が多いです。
こういう「第一町民との接触」が、個人的にはちょっと楽しい所なんです。
今回、古い町並みの探索以外に気になったのが「観光案内所」のデザイン。
一見すると「なんだこれ?」と思わせる、斜めに傾いたコンテナのような建物。
これは単なる奇抜なデザインなのか?
そんな謎に思わずワクワクしながら、答えを探し始めます。
そんな謎に思わずワクワクしながら、答えを探し始めます。
親切な案内の方からは、窯元の情報を丁寧に説明してもらいましたが、私はそれよりも、この奇妙なデザインの理由が知りたくて仕方がありません。
話を切り出すのは少し気が引けたものの、ついに勇気を出して聞いてみると…
「登り窯をイメージしている」とのこと!
「登り窯をイメージしている」とのこと!
聞いてすぐに「なるほど!」と思ったものの、気づけなかった自分に少し悔しさがこみ上げてきました(笑)。
つづく
コメントを投稿