夕日に照らされて、ゴールドの車体が輝くこの自転車は「ブリヂストン トランジットスポーツ」です。
ずいぶん昔、ブリヂストンがモールトン博士と共同で開発したBSMの発売よりも、さらに前のモデルとなります。
当時、ブロンプトンやBD-1が流行り始めた時代で、国産メーカーとして、それに負けじと開発されたものだと思います。
ずいぶん昔、ブリヂストンがモールトン博士と共同で開発したBSMの発売よりも、さらに前のモデルとなります。
当時、ブロンプトンやBD-1が流行り始めた時代で、国産メーカーとして、それに負けじと開発されたものだと思います。
ディテールを見ると、トラス構造のフレームやフロントサスペンションの仕組みが、モールトンを意識して作られたようです。
このサスペンションは、トランジットスポーツだけでなく、同社が発売していた700cの自転車にも採用されていて、マウンテンバイクではない車種にサスペンションが付いているのは珍しいものでした。
リアセクションには、通常の構造とは異なるサスペンション形式が採用されています。
スイングアームピボットがシートステー側にあり、ショックユニットを押さずに引く方向へレイアウトされています。
この構造は、昔テレビCMで紹介されていた同社のシティーサイクル「ラクッション」と似ていて、非常に懐かしさを感じます。
さて、当時あまり売れなかったことで、非常にレアな自転車となったこのブリヂストン トランジットスポーツ。
ご興味のある方はご一報くださいませ。
販売価格は105,000円(税込)です。
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