探査の果てに

店主私的記録 地球歴2024.01.11

定休日の水曜日、惑星探査用の新型機器を試す為、糟屋郡篠栗星域にある「樹芸の森」に向かった。
ここは、惑星連邦では珍しく火器の使用を認められた場所である。


この星域は、我々の想像を遥かに超えた強力な糟屋郡磁場が発生し、運航には膨大なエネルギーを消費した。
その磁場が発生する峠に、我がU.S.S ワールド・ツーリスト号もワープ9,ワープ8、ワープ7、・・・ワープ1と速度を落とし、ワープエンジンそのものが危機的状況を呈し始める。



全てのギアを使いつくし
辛くも危機を脱した我々は、最新鋭の機器のテストを始めた。



惑星連邦が開発した新型機器に着火する。
だが、すさまじい勢いの煙が発生し、テントに充満した。
危ない!!

またまた危機的状況に陥った我々であったが、時間と共に煙は消失。
しかし、満を持して装備してきた調味料では、このエネルギー物質をイマイチおいしくいただけなかった。



絶望に瀕するも、そう簡単に諦めるわけにはいかない。
この装置には、我々銀河系の平和がかかっている。
次のエネルギー物質を試してみる。
辛い。
どういう訳だ?ヘトヘトになって食べているからなのか?



こうして樹芸の森における新型機器のテストは失敗に終わった。
唯一の救いは「サトウのごはん」が美味しかった事だけだ。


自転車ツーリング..そこは最後のフロンティア。
これは宇宙戦艦ワールドツーリスト号が
旧世代のクルーのもとに
21世紀において任務を続行し
未知の食材を調理して
人類未踏の糟屋郡へ勇敢に航海した物語である

「ドライジーネのスタートレック風BLOGより」

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