墜落

店主ホワイトウイングス実験記録 地球歴2023.06.09

私は店の開店前に、競技用紙飛行機「ホワイト・ウイングス」を飛ばしている。
これは、お客様へ作り方や飛ばし方の説明やアドバイスができるようにする為の仕事である。

さて本日、梅雨の晴れ間のチャンスに、今までの技術の粋を集めて作った541S型機を飛ばしていると、墜落しメインフレームが折れた。

今までメインフレームが折れた事はないので、私の動揺は隠せない。

この現象を推測すると、翼の取り付けをセメダインから瞬間接着剤へ変え、部品の接合を強固にしたためではないだろうか。

通常、墜落した時には、翼の接着面が外れる事が多かった。
それで、ショックが吸収されていたのだろう。

しかし今回、接合部分を強力にした。
その事で、メインフレームへその衝撃が集中し折れたのではないかと言うのが私の推測である。


単純な紙飛行機ではあるが、よく飛ばそうと思うとその弊害が出たりして、その奥の深さにまだまだ確実な答えが見出す事ができない。
その探求こそが、この紙飛行機の面白い所であろう。


この面白い紙飛行機、当店で絶賛販売中だ。
ぜひ、定年退職後のご趣味としていただきたい。

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