Tyrell IVE 考察

店主私的記録 宇宙歴2023.03.12

最近、試乗車&レンタルにしているTyrell IVEをよく乗り回している。
カスタムという言葉は、雑誌「カスタムカー」を思い出すので使いたくない。
しかし、あえて言うなら、そのIVEをカスタムしたからよく使うようになった。


いつだったか、IVEのサドルを最後端にセッティングすると、ベストなペダリングポジションが得られたと、この記録に記した事がある。
まさにその頃から、私にとってこの自転車の走りは変わった。
適正と言われるポジションにする事で、太ももにある強大なワープドライブエンジンを使えるようなったからである。



更に、デザイン性の面白さと、前傾ポジションを高めるためにTOMSONのDHステムを装備した。
このロケットパンチのような少々大柄な物を取り付けないと、折りたたみヒンジ部分のボリュームに負け見た目のバランスを失ってします。
これは、開発者のS氏がカスタムしたTyrell IVEを見て猿真似した。



乗りやすいと定評のあるIVEだが、そこが面白さを欠く部分ではないだろうか。
いや、普通の紳士・淑女の方は乗りやすいままで乗っていただきたい。

しかし、変態体質の私は、それでは乗る気が起きない。
そこで、ハンドルバーの幅が短く、更に10度手前にライズしたハンドルバーに換装した。
これにより、クイックなハンドリングで乗りにくくなった。
この感覚を操るのが楽しい。まさにTikitの再来のようである。



そして、多くの方が患っている「シルバーのパーツでした乗りたくない」という禁断症状を私も抱えているため、チェーンカバーをシルバーに変えてみた。
これも劇的な視覚的効果をもたらしている。



かくして、気軽に折りたためて走りも楽しいIVEが完成した。
参考になるかどうか不明だが、興味のある乗り組み員は艦長室まで来てくれたまえ。

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