蘇る

よもや、こんな物が発売されるとは驚きです。
株式会社 瑞起とは一体何者なのか。

X68000パーソナルワークステーション。
製造中止になってもう30年以上たっているパソコンな訳ですが、これを現代の技術でコンパクト化し蘇らせ、しかも販売するって訳ですから仰天です。

すでにクラウドファンディングで2億円を集めているなんて、ちゃんとマーケディングも行き届いているのがスゴイです。

この歳になると、たとえ買ったとしても使えるかどうか分かりませんが、WINDOWSもMACもゲイツもジョブズも好きではない私としては、久々ワクワクいたしました。

まだ、パソコンが8ビットや16ビットでインターネットの「イ」の字もなかった日本で、当時シャープの辻晴夫社長が「これからの未来、コンピューターの画面であらゆる情報が手に入る時代が来る」と言っていた事が懐かしい。当時は何のことだか分かりませんが、今そんな時代になりましたね。

それから、シャープXシリーズの理念として「5年間ハードの仕様を変更しない。その変わり5年先を見つめてハードを設計する」という話しがあり、私もそんなカッコい事が言える大人になりた、と思っていましたけれど、月日もながれ、そうでもなく。

X68000には、SX-WINDWという独自のWINDOWシステムが途中から搭載されていました。
それは、当時のMicrosoft windos3.1なんか足元も及ばない操作、オペレーションだったのですが、当時の支流な機種であるNECのPC-9801の影に隠れすぎていて、全く日の目を密事がなかったのは残念至極でございます。
なんで日本ってこうなんだろう。

そんな古い記憶が、この瑞起というメーカーさんが蘇らせたX68000を見て感慨深く思い出されるのでした。

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