オイル交換


チューっと注射器で吸い込んでおりますのは、KさまのモールトンTSRに装着されておりますシマノ内装11段ハブのミッションオイル。
内装11段ハブは、メンテナンスフリー、ではなく定期的なオイル交換、8段モデルではグリース交換をしなければ快適な性能を長く保つ事ができません。

使い古され汚れが目視できる液体を、綺麗~な物に交換致しますと、なんだか自転車の初期の瑞々しさが蘇るような、そのような気がして参ります。



その他の部分も定期点検と称します診断を実施されていただきました所、サスペンションのくたびれ加減は元より、チェーンのびのび、スプロケット摩耗など、なかなかどうしてお疲れのご様子。
そのスプロケットをご覧いただければ、左右対処なはずの歯が鮫の背びれのような形状におしまいになっているのがお分かりいただける事でしょう。これに新しいチェーンをかけますと、バリバリと音がする事は元より、おニューなチェーンにも悪影響を及ぼしてまいりますので、交換とあいなりました。


さて、あなた様の自転車はいかがでしょう。
しばらく点検などなさっていないとするならば、健康診断をお受けになってみてはいかがでしょうか。

コメントを投稿