島原・調査分析(2)

夜も更けると、若者の集会も解散となります。
みんなお休み。
明日仕事がんばってね。
待ち望んでいた、人っ子一人いない静けさに包まれます。
ん~怖い。カサカサッっていうな!

太陽の光と共に夜が明けると、フェリー乗り場へ出発です。
45分の船旅は、程よい時間で揺れもせず快適。

船の最上部の展望所では、徐々に近づいてくる島原の大パノラマと普賢岳の猛々しさが迫り圧巻。

接岸された船から飛び出すと、そこは島原。

描いたルートを道案内してくれるのは、XPLOVA X5自転車用ナビ。
今回のような複雑怪奇なルートは、これ無しには走破できない。
中継地点までの距離が表示されるのは、私の知りうるかぎりではX5にしかできない芸当。
面白そうな場所を、逃してなるものか!

いきなりマニアックな道。
大きな会社に在籍する事や、大きな幹線道路を避けるのが、私の人生。
気温は高いくなりつつあるが、稲の青さや田んぼにそそぐ水が、がそれを和らげてくれる。

あんた誰~?
これは後でわかりました。

武家屋敷だったのか?門と塀だけ昔の佇まい。
目の前の道は、変則的な四つ角。
そのカーブの曲がり具合にしびれます。
この道を訪れて良かったと喜びが湧き上がる瞬間。


あんた誰~!!??
思わずハードブレーキング。



次第に気温が増していき、ゆでだこになりそうな予感でしたが、木々が織りなすトンネルの下では、体を冷却してくれるやさしさを覚え、ほっといたします。


つづく

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