メンテナンス|Hさま|MOULTON APB

Hさまより、スカイブルーのトラスフレームが清々しい、モールトンAPBのメンテナンスを承りました。
ありがとうございます。
当店では、メンテナンスにつきまして会員制となっておりますので、CLUB DRAIS Knight階級にご入会いただきました。


さて、とても綺麗な状態を保ったAPBでございますが、タイヤがチョー古い「シュワルベ・ステルビオ」という懐かしきモデルが付いておりまして、これは交換と相成りました。
見るからにゴムが固くなっており、グリップが悪そうですものねえ。

後は、前後サスペンションの分解コースですが、その他ではワイヤーの取り回しに無駄が多く、摺動ロスしているブレーキワイヤーをやり替えた方が良いかもしれませんね~。

2022/03/21


とにかく、色々な部分のグリースがガム化して動きを良くする為の物が動きを悪くするという善が悪となるような状況でございました。
変速機もマトモにうごかねエ、と言う事で洗浄、グリスアップ、部分注油でございます。



という事で、サスペンション部分などもクリーニング・グリースアップが終了し完成とあいなりました。
こちらの車体、東京の自転車店の寺田商会さんからカスタマイズをお受けになっているようですが、各部分の組み立てが、とてもすばらしいかったです。息をのむような緊張感のあるようなセッティング部分もあり、大変感銘を受けました。
ぜひ、末永く乗られてくださいね。
ありがとうございました。

2022/03/18


遅くなりましたが、作業を開始いたしました。
さて、見えない所はどーなっているのか気になる所でございます。
そんな興味と懸念が同居した勘定でボトムリンクをパカッと開けてみますと、少々錆が進行している程度。軽症ですね。今開けといてよかったなーという感じでございます。
錆びを除去して薄くグリスを塗る処置と致します。
それから、古くなった樹種パーツ類は、新調とさせていただきます。

コメントを投稿