戒厳令下のWhiteWings

私事です。
今週の定休日には、あまり寒くもない事もあり、試作したKHS F-20G Camperのテスト走行へ、いざ若杉山楽園へデイキャンプに行ってみようかと思っておりました。

がしかし、中学受験という戦火が吹き荒れる我が家では、風でもひいてウチの受験生にうつしたら大変と、ウチの総大将(妻)から強力な戒厳令がしかれ、出かけることならず。

こうなれば、旋回を会得したかに思われるWhiteWingsを、いつもより狭い場所で飛ばしてみては?と思い立ち太宰府梅林公園へと赴くのでした。

太宰府梅林公園は、人工芝をしきつめた綺麗なグラウンド。
ここは朝はゲートボールのご老体、休みには雨でも特訓!なサッカーの人たちでにぎわっております。子供たちはいずこへ?と申しますと、山手に遊具がありそこで遊んでいる事からグランドで走り回っている様子はトンと見かける事はありません。

とくに平日の昼間に行きますと、まあ、人の姿も殆どなく独占状態に笑えます。

とはいえ、コート中央でデーンと独り占めした感じでやっているのも「感じわるーい」気がいたしますれば、少し隅っこに寄って飛ばす小心状態でございます。


さて、飛ばしてみましょう。

ギューッとゴムを引き、WhiteWingsを空に放てば、白い翼が「ヒュイーん」と高速に上昇します。そのスピードが緩まったその頂点で翻り、風に乗り、そして旋回飛行へ移る。

その一連の動きを決める要素は、風向き、風の強さ、飛ばす角度、機体のセッティングと、意外と多岐に渡ります。そもそも、発進と滑空をひとつのセッティングでやろって訳ですから、意外と奥が深い。

放ってしまえば、もうやる事なくその優雅に滑空する姿を見ているだけなんですが、今日は緑のグランドと白い翼のコントラストが美しく、またいつもと違う風景が楽しめたのでした。

ちなみに、今飛ばしている「NEC」の文字が書いてある機体は、メルカリで買った絶番品。二宮博士のデザインした機体は、ものすごく沢山あり、コレクターアイテムとしても人気があるようです。

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