古い部品には味わいがございます。私が自転車を始めた頃の部品も、もうビンテージと呼ばれるようになって来ておりますが、その更に古い知りえぬ部品が持ち込まれると、それはもう未知の世界。
もちろん、本の写真などで見たことはございましても、実際に見るのは初めてのおじいちゃん部品たちに一瞬たじろぐ私。これを自転車に取り付ける訳ですが、どこをどうセッティングするのだろうと、それを、こうかな?ああかな?と考え探りながら、当時の技術の粋をあつめた部品たちを動くようにする稀なお仕事を承りました。
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