ディレーラー台座曲がる

わたくし事です。

定休日の水曜日、久留米へサイクリングルートの下見へ行ってきました。
そこは以前、お客さまをご案内したルートなのですが、後半部分を手直ししてみましたので「それがどんな感じか?」という事確認したいが為に試走へ出かけたのでした。


天気もいいし、意気揚々と出かけた私ではございますが、それは起こりました。
最初、筑後川サイクリングロードを通るのですが、そこは昨今の大雨の仕業でしょう、けっこうぬかるんだ泥があちらこちらに堆積していたのです。
それを避けながら進んでおりましたが、どうしても避けきれない所があり、その泥の上を、恐る恐る、恐る恐る、恐る恐る、通過しておりました。
が、その時です!ステアリングを切った訳でもないのに、フロントタイヤが「ツルん!」と滑ったのは。

あれ~、っと宙を舞いましたが、滞空時間中に、肩からいっちゃいけねえとか、学習機能が働き、自動算出した軌道にて、脇の後ろ辺りで無事不時着。
それはまるで、自転車版スペースX。

しかしきっと、ディスプレイの前のあなたは「よく転ぶわねえ!」とお思いでしょう。
どうも2年に1回は転ぶみたい。

さて、我が身を見れば、肩からズボンまで泥だらけ。
まあ、WRC(世界自動車ラリー選手権)は大好きなので、そんな気分で走り続けましょうか。


自分の点検が完了後、自転車を点検しているとイヤな予感。
我が愛しのリアディレーラー「シュパーブ・プロ」がなんか変な角度で装着されているではありませんか!
そうです、ディレーラー台座が曲がって、ディレーラー本体が内向な状態になっているのです。キャー。

いいですか、、この状態で乗ると危険です。どんな時に危険か、と申しますと、、最大ローギアにシフトした時、ローギアとスポークの間にチェーンが噛み込むのです。
そうなると、駆動系はロックし、噛み込んだチェーンは元も戻しがたく、しかも、スポークにダメージを与えるという「危険、動かない、お金飛ぶ」の3重苦が待ち構えているのです。

これがその場で直せるかどうかは、その方のスキルで変わりますので、申し上げられないのですが、私は応急処置として、アーレンキーを使いテコの原理であらかた台座を修復し、任務続行といたしました。

こけた時には、良く点検して、調子を見ながら走行再開してくださいね。
身をもってお伝えいたしましたー。

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