Tさまより、入荷したてホヤホヤな、MOULTON SSTをご予約いただきました。
ありがとうございます!
コロナウイルの影響により、なかなか入荷しないMOULTONですが、このSSTのForest Greenは意外と早くやって参りました。
そんな折、丁度タイミングよく、Tさまのお目に留まり、ご成約となりました。
完成までもう少し、お待ちくださいませ。
さてさて、パーツも揃いましたので、組み立て開始です。
ホイールには、KHSのパーツブランドPowerToolsから出ております、完組みホイールを使用いたします。ホイールの調整は、微調整レベルでOK!
ヘッドチューブ上面にリーマーとフェイスカッターを当ててみましたが、不必要なレベルです。
TANGE精機のヘッドパーツ、圧入完了!
リアのスイングアームは、若干フリクションありと言った所ですが、もう少しスムーズに動かせる余地ありですね。
隙間のある軸受けを調整してみましょう。
隙間のある軸受けを調整してみましょう。
あらら、いつものように塗装が接触面にべったりかと思いきや、そうでもなし。
ササッと表面をやすりで慣らして、軸受けの再圧入り。
ササッと表面をやすりで慣らして、軸受けの再圧入り。
スムーズ!言う事なし。
フロントフォークを分解し、左右のブレードのセンターからのずれを確認いたします。
すると、案外左右で差がある事を確認。左右のブレードを少々曲げ修正いたしました。
すると、案外左右で差がある事を確認。左右のブレードを少々曲げ修正いたしました。
フロントフォーク分解前の点検で、ボトムリンクがフォークエンドに接触気味である事を確認。ボトムリンクの接触面を少々削る事で対処いたしております。
このボトムリンク、イギリス製らしく、イマイチ整形に均整がとれておりません。
ですので、フォークアライメント修正後の組み立てで、エンド幅がきちんと100mmになるか、やや心配するのですが、この個体では、全く問題なく一安心です。
このボトムリンク、イギリス製らしく、イマイチ整形に均整がとれておりません。
ですので、フォークアライメント修正後の組み立てで、エンド幅がきちんと100mmになるか、やや心配するのですが、この個体では、全く問題なく一安心です。
リアのエンド幅133mm、リアハブの幅100mm。
3mm差があるとクイックも締めにくいし、フレームを湾曲させるのもあまり気持ちの良い事ではありませんね。
ハブシャフトにスペーサーを追加し、リムセンターを修正して随分いい感じです。
お持ち込みのサドルですが、サドルの広がりを防止する革ひもが、なぜだか邪魔して櫓を装着でき難し。
この紐を緩めてグリグリグリ。
フレームの下ごしらえ的な事は終わりましたので、部品を載せていきます。
そして、それらをワイヤーでリンクしていきます。
そして、それらをワイヤーでリンクしていきます。
テスト走行もすこぶる良好です。
全体像は、明るさの関係で明日お届けいたします。
もうすぐ訪れる心地よい季節から、どうぞこの上品な乗り味を楽しまれてください。
お買い上げ、どうもありがとうございました!
お買い上げ、どうもありがとうございました!
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