Tyrell IVEのシート位置考察

Tyrell IVEをお持ちの方、元気に走らせていらっしゃいますか?
私的には以前より、ちょっとこのIVEに、気になるポイントがありますので、もし乗っていて違和感を感じる方は、どうぞご参考になさってください。


折りたたみ自転車は、折りたたむ際に、シートポストを下げるようになっている車種が殆どですね。
その為に、ハンガー部分(BB)をオフセットして下に貫通させるタイプと、そうでないタイプがあります。
Tyrell IVEは前者で、Tyrell FXやKHS F20は後者になります。



BBを後ろにオフセットしたタイプのTyrell IVEは、その構造がゆえに、シートの位置が「前ぎみ」になる傾向にあります。
これは、足の長さにもよりますので、全ての人に当てはまる訳ではありません。

では、シートが前気味だと、何がどうか、と言うと、普通のスケルトンの自転車から乗り換えた時に違和感がある、とか、使う筋肉が変わり疲れる、などの現象が起こったりいたします。
ちなみに、サドルが前気味でハンドルが高いポジションは、長い時間乗っていると体に
こたえてしまうかもしれません。



さて、サドルのセンター位置が、ウチの小学校5年生の息子には程よく、身長171cmの私には前すぎるTyrell IVEですが、おおよその所を画像で測定すると、それに対処すべくシートアングルを寝かせてある訳ではないようです。
それは、折りたたんだ時にコンパクトにする為の諸事情とか、展開した時のフォルムとしてのカッコよさの味付け、などの理由からきている物と推測します。



そんな訳で、それなりにツーリングなどにお使いになろうとされる方でしたら、足の長さと相談の上、サドルを後ろに引かれた方がいいでしょう。
それでも後ろに引きたい場合もありますが、サドルには動かせる範囲が示してありますので、安全の為にそのラインの範疇でセッティングしてくださいね。

これだけでも、随分ペダリングのフィーリングが変わります。
また、前後重量配分も変わるので、その辺りも感じてみられると楽しいかも。

説明がへたくそで、良くわかんな~い、という方はぜひ当店へお越しください。
新型アルコール消毒器を備えてお待ちしております。

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