先日、病院より退院して最初の診察の日でございました。
めでたくも全てが終了し、もう通院もしなくてよいという状態になりましたが、なんだかドラマの最終回のような寂しさが込み上げてしまうのはなぜ何でしょうか。
さて、お仕事です。
イタリアのカンパニョーロ社が、昔し、昔し、のその昔しに発売していましたデルタブレーキ(画像のイカのような物体)に最近のブレーキシューを取り付けるという作業。
なかなかレトロモダンなご依頼で、ウキウキではございますが、ブレーキシューをそのまま取り付ける事ができず、それゆえスペーサーを作成せねばならないという、やや回り道。
そして何より、ブレーキがかかっていない状態で、ブレーキのアーム部分が本体よりも出っ張らないよう、美しさ最優先事項で、スペーサーを作成するのが大切でございます。
外径14mm 内径7mm 厚み4.5mm 。
ブレーキアームにジャストフィットし、ブレーキシューとリムの隙間が1mm程。
たかがスペーサーではございますが、その小さな所にも魂が宿りますよに。合掌。
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