緊急研究中!Xplova X5evo

最近のお休みの日、また時間の空いた時には、GPSナビゲーションを搭載したXplova X5evoを研究しております。


その昔、X5evo発売間もない時、このデモ機を代理店からお借りし試してみたのですが、その時はナビゲーション部分の出来が今一つに思い、残念無念ながら取り扱う事を断念しておりました。

所が最近、何処かのお店さんがこのX5evoをご紹介なさっているホームページがあり、起動しているX5eveの画面を見てみますと、何と、私が借りたデモ機と随分違うのでした。

どういう事?

新品を取り寄せて確認いたしますと、まさに私が切望しておりました中継地点とその距離がナビゲーション画面に表示されるのです。


しかし!
もろ手を挙げて喜ぶ事はできませんでした。
前機種のG3同様、ナビゲーションを使っているその途中に、真っすぐ走っているにもかかわらず「直進」が表示されピピッと音がなるのでした。

それがなぜいけないのかというと、長くなるので割愛しますが、複雑なルートを作りナビゲーションして走っていると、その「直進のお知らせ」のせいで「なにがなんだかわがんね」という感覚に陥ってしまうのでした。

という事で、


鳴くのなら、殺してしまえ、ホトトギス。
そんな訳で、直進データーを削除する事を思い立ち、作成したルートファイル内部を解析。
見てみると、G3とは違い内部がテキスト形式で見れるし、データー構造が素直で簡単。
フムフム。
しかし目が痛い。



いくらなんでも手動でいくつもの直進データーを書き換えるのは一苦労ですので、それを自動で行うべくExcel VBAでプログラムを作成。

自ら生み出した幾多のバグを乗り越え、やっと完成!



さて、直進と言わせないようにしたファイルをX5evoに入れ実際に使ってみると、まさに澄み渡る青空かのような分かりやすさ。

これをお買い上げいただいたお客さまにどう説明して使っていただくかが目下の悩みどころでございます。


なぜ、この事を追求するのかと申しますと、できるだけ画面を見る機会を減らすべきだと思うからです。
機械から示されたサインに「どういうこと?」と感じたら、どうしても画面を凝視してしまうでしょう。
自転車用GPSナビはとっても便利な装置だと思いますが、サインを確認し認識する時は真下を見る事になります。それは短い時間であっても前を見ている事と比べると随分危険だと考えます。
お使いの方がお怪我を負ったり、または加害者にならず、楽しいサイクリングをしていただきたいと思いますので、使い方の研究やより安全な方法を考えていきたいと思います。

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