Z Shifting System Type G

英国モールトン博士考案のモスキートハンドルを参考に、NITTO RB006ハンドルバーで似たような物を再現しようとした太宰府光子力研究所。


しかし、頼みの綱であったMicroShift プッシュ・プッシュ方式のシフトレバーが手に入らなくなりその開発を断念。
世界は百鬼帝国に飲み込まれようとしていた。

だがそれを引き継ぎ太宰府早乙女研究所では、秘密裡にラピットファイヤープラスを用いたシフティングシステムの研究に着手していた。

もしかして、「ハンドルバーとシフトレバーが平行になると美しい!」という拘りから解脱すれば、ラピットファイヤーが使えるかもしれない・・。



科学者はそう考え、嫁さんから奪い取ったアフロダイエースにラピットファイヤーシフトレバーを装着し、そのレイアウトを確かめてみる。

思ったよりいい感じだ。それでは整形と組み立てに入ろう。



そして完成したコックピット回りがこれだ。
パーツの色が黒いのが功を奏してか、あまりゴテゴテ感がないようにも見える。
今回はシフトの位置を示すインジケーターは切らずにそのまま装着可。
しかし、できればインジケーターのないスマートなシフトレバーを装着したい所だ。

シフトレバーにはBSMの改造を承ったIさんが「いらない」と置いて行かれたSHIMANO SORAグレードのシフトレバーを使っている。
世界の危機とはいえ、早乙女研究所も湯水のように研究費を使える訳ではない。



では実際使ってみてどうか。使いにくければ話にならない。

シフトダウンは親指でレバーを押す。
そこは今までと一緒。
この作動感は申し分ない。



問題はシフトダウン。
中指や薬指あたりで手前に軽く引けばローギアへシフトできるのだが、はたしてどうか。

この動作を一番心配していたのだが、意外にもパドルシフトを操作している感覚で面白い。



また、シフターの取り付け角度が変わったために、副産物としてワイヤーの流れが綺麗になった所は嬉しい。



この研究結果により、これからはこのType-Gシステムをご案内。
施工のご依頼お待ちしております。

「チェーンジ!Z Shifting System Type G」
恥ずかしくて言えないかもしれない。
しかし、この危機を救えるのはあなたしかいない。

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