茶色のDuresistバーテープ

キーンと冷たい風が頬をなでると、温かい物を欲しくなります。
おでんか?
いや、フワッとした温かみのあるバーテープだな。


それは、前から気になっていたバーテープ。
カタログにはブラウンがラインナップされているけど、実際どんな色なのか、どんな触り心地なのか。



これがそのADEPTブランドのDuresist(デュレジスト)というバーテープ。
特徴としては、ナノテックUP+EVA+ゲルの、少々凝った3層構造になっている。

箱から出してみると、ダークブランでは?と思えるようなチョコレート色。



このこれを試乗車にしているKHS F20Gのハンドルバーにクルクルと巻いてみた。

巻き終わり、全体像を眺めてみると、なかなかシックで大人な雰囲気を醸し出している。
フフフ、良い感じだ。



ハンドルバーを握ってみると、表面の素材(ナノテックUPとやら)のおかげでしっかりしたグリップ感。これなら例え素手でも安心だろう。

クッション感は、全てEVA(おふろマットなんかに使われている素材)で出来ているタイプのバーテープ程のフカフカ感はないけど、適度に腰のある柔らかさに感じる。



F20Gに標準で付いてくる茶色いバーテープは、薄くて路面からのガツーンといった衝撃やコトコトとした振動を結構伝えて来た。
リアにはKHS独自のソフトテールが付いて振動吸収性にさほど不満はないので、フロントに関しては実に惜しい。

ではデュレジストバーテープ(名前が覚えられない)に交換し、乗って見てどうだったか。

あきらかに優しい乗り心地に変わった。
こういったソフトなバーテープを巻くことで、フロントの振動も抑えられ前後のバランスが良くなる。
ノーマルで乗っていらしゃる方にはぜひ参考にしていただきたい。




さて、このバーテープ2mm厚と3mm厚が選べますが、今回は3mmをチョイス。
より振動吸収性能が高いであろうという目論みです。

その厚みの違いは、三層構造の中間に採用されているEVAフォームの厚さ。EVAとはおふろマットに使われているようなフカフカ素材です。

このEVAにゲルをプラスし、ソフトさと弾力性の2つで独自のフィーリングを出しています。

乗り心地の良さと握りやすさを求めたDuresist バーテープ、 なかなかお勧めな逸品ですよ。

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