シマノフェスティバル

先日の水曜定休日に、業者向け展示会であるシマノフェスティバルへ行って参りました。

展示会の主目的は販売店用のセールスマニュアルをいただくこと。


これ、デザインやスペックなど調べる時の重要品なのでこれをいただく事は重要任務なのであります。

何か目新しい物はあるのか!と物色しましたが、グラベル用コンポーネントGRXと電動アシストスポーツバイクが主な展示品となっておりました。



これは電動シフターでかつ油圧ブレーキに対応したGRXのSTIレバー。
流麗なラインを持つレバーこそ美しい!を心情とする私にとっては、角をしっかり出した武骨なデザインに感じますが、オフロードを意識した力強いデザインと言う事なんでしょう。個人的には太陽の牙ダグラムの足に見えてきました。



さて、こちらはマイクロスプラインのフリー部分を持つ最近のMTB用リアハブ。
トップギア10T 最大ローギア51Tの12速カセットスプロケットが装着できます。
O.L.Dが135の物がありますので小径車に流用できます。が、



この巨大な12階建てカセットスプロケットが待ち受けています。
しかし待てよ、もしデカすぎるローギア何枚か不要なら、取り外してスペーサーを入れればよいのでは?などと思ったり。上3枚無くなるとスッキリですな。
リフォームで言う所の減築って所でしょうか。



そうなると、この新しい一本レバー式のラピットMONOとやらも使ってみたい所。
これをモスキートタイプのハンドルに装着すれば、スッキリしたハンドル回りが実現できそうな予感です。


そんなこんなで楽しい妄想をさせてただきましたシマノフェスティバルを後にいたしましたが、色んな事をお客さまの自転車にフィードバックして行きたい所です。




・・・しかしながら、まだこのチェーン脱線システムはまだまだ続くのかと言うのが本音の所です。何処かのメーカーがエポックメイキングなシステムを開発してシマノの牙城を崩した時、日本の今までの技術を磨くだけの、それはそれで真面目でいいのだけども、それが交代した時の事を考えると私のようなオッサンは末恐ろしく感じます。
何だか徳川300年の歴史に終止符!みたいな感じですね。

若い人はそうではなく、その現状を楽しんでしまうかもしれませんが。

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