積年のシム

梅雨の様に長雨の続く今日この頃、やっと晴れ間の現れた今日と言うに日に自転車に乗らない手はございません。

私も朝からモールトン ジュビリーで太宰府散歩を敢行。
それでも飽き足らず、営業時間内にテストと称して試乗車を全部乗りまわすと言う所業でございます。

みなさま方も、存分に自転車にお乗りになれましたでしょうか?


さて、MOULTON SST ALFINE 11SPEEDをご納品させていただきましたSさまより、ブルホーン化のご依頼を随分前にいただいておりました。決して忘れていた訳ではございません。

それは、KHS F20Rsのハンドルを使い、ブルホーン化と言うのが計画の全容でございます。しかし、できます!と言っておきながら、ハンドルバーとブレーキレバーを隙間を埋めるパーツが入手できず、地団駄踏んでいる間に時は流れておしまいになられました。


よくよく考えますと、そのパーツと言うのもゴムのシムでした。しかし、良いとはいえ、ブレーキレバーをゴムシムでとめてしまうのも何だか抵抗感もございます。
その事が男の美学に反しているのか、モクセイダーも男泣きです。



こうなれば、シムを作るのが妥当でしょうと言う事で、不要なドロップハンドルをたった切って作成する事に。
アルミ板を巻くという手法も考えられましたが、綺麗に円状になるか分かりませんでしたので、確実な方法を選択したつもりでございました。



んが、出来たゼイ!と歓喜のガッツポーズも束の間、このブレーキレバーはゴムバンド用にカスタマイズされて作られているらしく、作ったアルミシムをカパッと噛ませてハンドルバーに装着するのに苦戦。



ググッ、ヌルヌル、ググッと押しこむようにしてようやく装着!
その入る様は高精度感はあるものの、やや力を要します。

それから、元々付いているネジはやや短いらしく、噛みあわせの長さが短いと思われますので物にチェンジする事にいたしました。これで積年の思いが実った感じでございます。

Sさま、いよいよ組み込み作業に移れそうです。

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