Order|Uさま|MOULTON AM-20mk2 Steel Gray

Uさまよりお城製MOULTON AM-20mk.2をご注文いただきました。
ありがとうございます。


ご注文いただきましたお色はSteelGray。当店に在庫があるのですが、これを用いて完成させるか、新たにオーダーして組み立てるのか思案中でございます。

と、言うのもご身長が180cmでいらっしゃいますので、当然シートポストがビューンと長く、ステアリングポストもビューンと長くなるのでございます。
問題はそのステアリングポストなんですが、ポストの長さと、アヘッドステム、それから今回はブルホーンバーを使用しますが、その3点が織りなすデザインが、はたしてどうなのか・・・。検証します。

場合によっては、ヘッドパイプが長いフレームをアヘッド化して使った方が良いのか?なんて事も考えておりますので、差し絵が出来上がるまで少々お待ち下さいませ。



お見積りもした所、ウイッシュボーンステムでもご予算内に収まる事が分かりました。
完成予想図もウイッシュボーンステムMサイズを装着しています。
少しだけヘッドパイプをカットする予定です。

パーツを手配中です。
モールトン専用パーツが7月初旬入荷予定。
それからクランクに175mmを使いますが、これが問屋さんに無く、メーカー注文となりましたので、少し遅れて入荷します。



7月に入り、注文していたパーツが続々と入荷して来ました。
モールトン特有の物がもう少し時間がかかりそうです。



PowerToolsのハンドルバーをウィッシュボーンステムに装着すべく23.8→26.0のシムを作りました。


ガバガバではなく、少しきつ目に外形を作るのがコツ。コンピューター制御ではなく、私のカンぴゅーたー制御で削りだしました。
修行の甲斐もあり、思った通りのピッタリーグーな物が出来上がり!
これが悪いとハンドル回ってしまうし、危険なのです。



入荷した150mmウイッシュボーンステムがステアリングチューブに入らない。
在庫で持っている100mmウイッシュボーンやNITTOのスレッドスレムはスルリと入るのに。
外径を測ってみると22.2φであるべき所が22.4φ。という事で、これは交換する事になりました。


ポジション確認。
測定した結果通りにヘッドチューブとステ管20mmカット。



20mmネジ立て作業のフロントフォーク。力が必要なので骨折野郎にはやや辛い。と、思いきや、ハンドルを延長すると楽に作業できる事を発見!
回したり、戻したりしながらネジを作っていきます。



フロントフォークのOLDは99mm。
測定結果では、左のフォークブレードと比べて右が内側へ1mmオフセットしているので、右側を1mm外側へと修正。合わせてサブフォークも修正。



途中の様々な工程を経て完成!
オーナー様がご身長のおありの方ゆえ、ステアリング周りの首が長くなったり、前方への突き出し過ぎ加減に注意しなから部品をセレクトしたり、組み立て加工しました。
ある程度前方向へも流れを作らないと、縦方向へ大きく見えるのが難しい所ですね。

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