SUGINO PX

中古のSUGINO PXギアクランクを、分解・洗浄した際に、取り付けボルトが頭からもげてしまいました。軽く締めつけただけなにポロリです。ポロリは芸能人水泳大会だけにしていただきたい。

さて、遠い昔に生産中止となったPX、すでにメーカーさんにも部品在庫はありません。



部品を観察すると、製作できそうでしたのでボルト側を含めて作ってみる事にしました。

最近、飛蚊症のせいもあるのか視力の衰えが激しいです。
そこで、ウチの姉からもらった眼鏡をかけ、部品製作をしてみると、そこにはすごく精密な世界が広がっていました。ハズキルーペでも買おうかな。キャ!



それらしい物が出来上がりました、2度失敗しましたけど。
左が作った物、右が本物。


と言う事で作ったパーツを装着しPX復活!
といっても、やや応急的な物。なぜなら本物とはネジピッチが違う。それには意味があるんですよね。


その昔、MTBが大流行し、ツーリング車が淘汰されて行った時代に、ツーリング車と共に消えていったPX。
私が20代の頃に買った、マルイシ・エンペラーにも付いていました。
このクランクを見ていると、その自転車で色々な所に行った事を懐かしく思い出します。

ヨーロッパのパーツが好きなエンスーな方からすると、スギノのクランクなんてという声が聞こえてきそうですが、私は好きですよ、ツーリングの為に生れて来た国産パーツたちを。

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