新感覚シフティングシステム ZⅡ

以前、MOULTON TSRに新感覚シフティングシステムをご紹介した事があります。
それをさらに発展させ、よりシフティングしやすい物にバージョンアップしてみます。


以前作った物はTSRに付属のSRAM社のシフトレバーでしたので、少々押し辛い所もありましたが、今回はMicroShift社の物を採用して、全面的に使いやすい物を目指しました。

SRAM社のデュアルタップを使う手もあったかもしれませんが、庶民的なお手頃価格のMicroShift社で改造を試みています。

画像の様なハンドルグリップポジションから、シフトアップとダンが親指でレバーを押す事で可能になります。
ただ、MicroShiftのレバーはShimano社の物程、綿密な造りではなく、シフトフィーリングはそれなりです。また、シフトダウンが少々硬いのがウィークポイント。

近日、ウチの嫁さんのTSRに搭載予定です。



装着に邪魔なインジケーターを多々っ切りました。
もっと、がばっと中身が見えるかと思いましたが、これなら私的に許容範囲。
跡は、うまく塞ぎたい所です。



昨日はシフターの台座として、あり余りのバーエンド左側を使ったのですが、できれば右で黒を用いたい所。何故かと言うと、右の方がシンプル加減でいいですし、黒の方が目立たないのです。
そう思って、中古部品箱をゴソゴソ探っていると、ありました黒いバーエンド。
しかも、TIOGA パーワースタッド5で、これが丁度使えるタイプなんですよ。



丁度ギザギザののある部分から切り落とす感じでノコを入れます。
パイプカッターでもイケるかも。



エンドキャップは、外れ止めの山が3つあるのですが、1個ニッパーでカットすると短くなったバーエンドに装着できます。ただ、ユル目に付きますのでテープなんかを薄めに巻いた方がベストかも。



マルチフォームグリップ(BBB)を取り付ける場合は、自転車に跨って押しやすいレバーの位置を探します。
このシフターの取り付けはシフトング動作が100点とは、なかなかなりませんけど、上下角や左右角が調整できるので、できるだけ良い所を探してみます。



そんなこんなで完成画像。
ハンドルはいつも使っているNITTO RB006 380mm
ブレーキレバーは DIACOMPE189 ID16
バーエンドは TIOGA パワースタッド5
シフターは TS83-二ーR(右だけで販売されています。旧10s 8sもラインナップにあり)
最後にシフターの取りまわしを綺麗にする為に変速バナナを使ってます。



テスト走行しました所、大きなシフトレバーのローギア側は、とてもイイ感じで押し込めます。
ハイ側はチョンと押せばシフトできるのですが、案外硬いのと押す部分が小さいので慣れが必要ですね。少し手を浮かせてシフトすると手首に負担が少なくできます。


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