Order|Sさま|MOULTON TSR-9 White

Sさまより、MOULTON TSR-9 のホワイトをご予約いただきました。
どうもありがとうございます!


白いMOULTONと言えば、ワークスカラー。
私的には、1988年に偉業を成し遂げたアメリカ大陸横断レーサーAM SPEEDの事を思い出します。



1987年に、アメリカの自転車店の店員デイヴ・ボグダン25歳は、AM-Jubilee を駆りRAAMアメリカ大陸横断レース5000kmを11日と8時間で走り切った。平均にすると1日417kmの走行距離だ。

彼はMOULTONが好きだった。いつかMOULTONでこの大会に出走したいと考え、トレーニングにトレーニングを重ねた。

そして、MOULTONでの出走を許可され、ついにこの大会に出走。
5000kmもの長丁場を走り切り、35人の参加車のうち12位でフィニッシュ。そのタイヤサイズは、小さな小さな17インチだ。


翌年彼は、モールトン博士が作った新型マシーン 白いAM SPEED プロトタイプを駆り、再びRAAMにチャレンジする。昨年と比べ少し短くなったルートだったが、その悪条件は昨年と変わりない。
果てしなく続く道、立ちはだかるロッキー山脈、気温38度の悪条件の中を、力の限り疾走するデイヴと白いトラスフレーム。

幾多の苦難を乗り越え、ゴールしたデイヴ・ボグダン。
昨年の記録を大幅に塗り替える、4944kmを10時間と15時間で走りぬけ、1日約500kmもの長丁場を8位とう好記録でフィニッシュした。

彼はフィニッシュラインに到着した時、手を動かしサインできる数少ないライダーの1人であった。それはAM SPEEDのサスペンションが、彼の為に機能し続けた証しだ。

あなたに届けられるモールトンは、あなたの為に作動し続ける。この白いSPEEDのように。



さて作業開始です。


フロントフォークのエンド幅がちょうど100mmなので、調整は不要かな?と思いましたが、メインフォーク側99mm、サブフォーク側101mmでしたので、どちらも100mmに微調整しました。
この程度でどの位い違うのかと言う所もありますが、フリクションダンパーの調整って微妙な締め込み具合でもフィーリングが変わりますので、できるだけの事はしておきたいと思っています。



リアスイングアームの作動状況を確認。ピボット固定ボルトを閉め込んでも弱々フリクション加減でしたので、このままOKです。



各部、点検・注油・などを経て完成です!
まずは、ノーマル状態で、どうぞお楽しみ下さい。

どうもありがとうございました。

コメントを投稿