新感覚シフティングシステムにパイルダーオン!


モスキート型のハンドルバーに、ニュータイプなシフトレバーの取り付け方を試みてみました。
バーエンドを介し、シフターを縦に装着するのが新感覚な部分です。
シフターの上下角、左右角のセッティングが難しいですが、なかなか面白い操作フィーリングが体感できました。



モスキート型ハンドルバーと言えば、マジンガーZのホバーパイルダーもこのタイプが採用されていますね。
今年はマジンガーZインフィニティーが公開されましたので、それを記念してこのシステムをDRIVE-Zと名付けましょう。

このタイプのハンドルバーは、ある種独特の乗車フィーリングで、「特別な物に乗っている!」って感じでワクワクしてしまいます。



さて、いつの時も、このタイプのハンドルは、シフトレバーの取り付けに苦慮します。

シフトレバーをハンドルバーに通してフラットバーのように固定すると操作性が悪く、ハンドルバーの先の方に固定すると、ワイヤーが前方にエビの触角のような見栄えになり、今一つ「カッコよくなーい」のです、私的に。



そこで、ドクター永井、間違い、ドクターヘルの野望を打ち砕く為に、モールトンTSRに付属しているSRAMのシフトレバーをバーエンドを加工して、ハンドルバーに装着。

バーエンドを使い、ハンドルを握る内向きの部分と、シフトレバーの取り付け角度が並行ぎみになるのが、美しく見せるポイントです。



シフトアップ側は、やや操作しにくいですが、少し手の平を浮かすと、リズミカルにシフティングできる事が確認できました。
それはそれで、人間側の工夫で機械獣を倒すのです。



ホントは、TSR付属の物ではなく、マイクロシフト社製のシフトレバーを使うとより快適なシフティングになると思うんです。
ただその場合には、シフト位置を示すインジケーターの部分が装着時に邪魔になるので、加工する必要があるでしょう。
そのうち「やってやるぜ (ダンクーガー風)」



この方式だと、シフトワイヤーが後方からでて、描くラインがイマイチなんですが、そこをもう少し改良してみたいと思います。


以上、何言ってんだよこのオッさんは、のコーナーでした。



定休日に出てきて仕上げにいそしむ。バーエンド部分を綺麗に成形して出っ張りをなくしました。ヲヲ、ロケットパンチを発射後のマジンガーの腕みたいじゃないですか。



変速バナナを取り付けて、ワイヤーのルートを再検討。ヲヲ、いいじゃないですか。



もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、こうすればスーパーコンパクトモード。ドライジーネ式輪行をよりコンパクト化にする事を目論む。



テスト的にフレーム前半部分をトレンクル用の輪行バッグ入れてみました。
ドロップハンドルではかなりギチギチでしたが、この方式だとピッタっと収まるようです。このバッグだと荷姿がかなりコンパクトに見えるので、ぜひ採用したいと思っていたのでした。


さあ、完成です!



ぜひこのコックピットにお座りになり、MOULTONとこの特殊な感覚のハンドルバーで非日常をお楽しみください!

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