惜しまれつつ生産を終えたESPRITですが、限定生産にて復刻するとの情報がモールトン輸入代理店であるダイナベクター社より打電されてきました。
思えば、モールトンサミット福岡2013年の終了後、ランチで一緒だったショーン・モールトンに、もうAM-ESPRITは作らないのか?と質問した事がなつかしい。
なかなか出来上がらないうなぎのセイロ蒸しに、イライラするでもないMr.ショーンは、「もう作らないよ」と言った事は確かでした。
しかし、それが時を経て復刻されるとは、想像だにしておりませんでした。
AM-ESPRITはTSRやSSTのように、細いパイプをヘッドチューブやシートチューブに巻き付けたスタイルをとっているお城製の中でも異色のモデルです。それゆえ、接合面積が多い事でフレーム剛性がUPしており、当時は走りのエスプリと呼んでいました。
デザイン面では、トラス部分の横への張り出しが少なく、なんともスレンダーな面持ちをしています。なんとなく、元祖お城製トラスフレームモデルであるAM-2/7を見ているかのようです。
それにしても、今年天国へ召されたMさんが生前「もう一度ESPRITが買いたい」と言っていた事が惜しまれます。こんなチャンスがあるんだからもっと長生きしてほしかった。
続報です。
少量生産がゆえ、価格面の検討の余地があり調整中との事。
発売が決定されたらまたお知らせします。
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