TNI ブレーキクイックレリーズは便利だな

ブレーキアーチを解放してタイヤを外す。
そうですね、折りたたみ自転車だったらタイヤを外す必要はないような・・。


いやいや、アメリカン・コンパクトツアラーBikeFridayはタイヤを外してコンパクトにします。
そんな時、やっかいな事があるのでした。



それは、このSTIレバーとミニVブレーキとの組み合わせの時。



ブレーキの引きしろを丁度よい感じにセッティングすると、リムとブレーキシューのクリアランスがとても狭いのです。
さすがシマノ非推奨。


こうなるとリードパイプを引き抜いてブレーキアーチを解放しようにも、上記のクリアランスが無い為、力まかせでも外せない。



対策として、リードパイプに付いているテンションアジャスターを締め込んで、クリアランスを出すセッティングもできなくはないのですが、元のテンションに戻すのがやや面倒。


そんな時、便利な小物がブレーキクイックレリーズ。
これにて一気にブレーキシューとリムの間にクリアランスを作る事ができるのです。しかし、画像のシマノ製は作りが良い代わりに、結構ずしっと重いのでした。
自転車をバッグに入れて担ぐ訳ですから、できるだけ重いのは避けたいですね。



そこでお勧めなのが、TNIブランドから出ております、アルミとプラスチックで作られ軽量なブレーキクイックレリーズ。
若干大柄なのが気になりますが、色がブルー・レッド・オレンジ・ゴールド・ブラックと四色も選択でき、アクセサリー的に装着できる所にも魅力があります。


使い方は至極簡単で、画像の黒いレバー部分を90度程クルリと回転させるだけです。これにて4mm程の引きしろが出来、タイヤをさっと外す事ができます。走行時、このレバー部分はアルミボディーの溝に嵌っている構造で不意に回らないように安全に配慮がなされています。

この800円程の気の効いた商品で、あなたの分解・組み立ての手間を少しでも省けたら嬉しい限りです。
私もこれからコレを使います。

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