その中でご案内していたハンドルステムが本日出来上がってきました。
製作をお願いしているのは、群馬のフレームビルダーRAIZIN WORKSさん。
これからこの地福岡でクロームメッキの処理へと進みます。
さてこのステム、MOULTONのステアリングパイプに合わせた1インチ仕様な所が、昨今のオーバーサイズとシムの組み合わせの物と違う所。
それはスマートさの優先と、ある種モールトンの為に専用に作った!と言う専用品らしさの演出。
それから、ハンドルクランプ部分に目をやると26.0φのドロップハンドルに合わせてあります。
ハンドルクランプ部分が26.0だと、突き出し部分に使うパイプに細身の物が使用できるため、長くスマートに見せる事ができるのです。
そこがこのステムの狙いです。
また、スレッドステムではなくアヘッドなのは、クラシカルな面持ちを持たせつつも、高剛性かつ軽量という合理的な部分を犠牲にしない為でもあります。
このステム、オーダーメイドで作られるため少々値が張りますが、ぜひ美しいフレームには美しいパーツを装着していただきたいと思い、製作を依頼しているのでした。
Dさま、出来上がりまでもう少しお待ちくださいませ。
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