各部チェックなど致しまして見積もりいたします。
コースターのままでも行けなくはないですが、まあ無駄な物は無い方がシンプルという事で。
構造を見てみると、クランクを逆回転した時、手前のギザギザしている部分が広がり、それがハブシェルに押しつけられてブレーキがかかる構造が分かります。
なるほど、金属と金属の接触でブレーキがかかるんですね。それを加減よくする為にギザギザが設けられているようです。これとグリスの効能によって程よくブレーキがかかる仕組み。
さすがイギリス製品、単純で巧妙。
再組み立てする前にクリーナーに分解つけ置き中。
新しいグリスを塗布して組み立てます。
只今、フレーム分解中。
スイングアームの動きが悪いと思ったら、シャフトがよろしくない状態でした。
リアスイングアームの精度を確認。
何!?と言う位いに精度が出ていません。
ぶつかって曲がった訳でもない様ですし。
やはり昔のモールトンはAPBを含めてこうだったのかと、ある意味感慨ぶかいです。
スタミーアーチャー2Sはオーバーホール完了。
フレームは塗装に出しました。
フレームが塗装屋さんから帰って来ました。
取り外したエンブレムをリベット止めで再びフレームへ装着。
味の出ているリベットも再利用です。
フレームに付随したパーツを取り付けます。
スイングピボットシャフトは錆さびでしたので新品に交換。
フロントサスペンションは、ピストンの肥大化で修理が必要でしたが、その他は磨きあげて再構築。
想定していたカンパのブレーキアーチがオフセットブレーキシューケースを使っても長さが足りない事が判明。
手持ちのシマノ製を使うとギリギリ足りるようです。
この組み合わせで完成状態にしました。
よろしくお願いします。
返信削除こちらこそ大切なモールトン、お預かりいたします。
削除Mです
返信削除このままにしてブレーキ追加でもいいかもしれません。
30年以上も前のものがしっかり動作するはすばらしいですね。
特に動作にご不満がなければ、このままご使用になれる事に私も賛成です。
削除ハブシェルのデザインなどとてもクラシカルでかっこいいと思っています。