シェイクダウンその2では、太宰府のある四王子山にてテスト走行をする事にした。
路面の凹凸を乗り上げた時のサスペンションの動きを感じながら、自分好みにフロントのフリクションプレートの調整をする。
教科書通りのデフォルト状態は、ナイロンナットを締め込んでその下のワッシャーが指でギリギリ動かせる位の所。
この締め込み具合の時、モールトンは非常にヒラヒラと路面を舐めるように走る。いわゆるシルキーライドモードになる。
しかし、今回のような山岳路ではブレーキングの時、速めのノーズダイブが訪れ、ワタクシ的におっかなびっくり。
しかも、四王子山のような走り屋よけのペイントを施された所をくだろうもんなら、荒波に揺られる船のごとくピッチングを伴い、もう船酔い状態なのだ。ゲロゲロゲー。
そんな訳で、私の好みはデフォルトから40度程ナットを締め込んだ所。あくまで個人的好みなので参考程度だ。
それにしても、余剰パーツやらいただき物で構築されたMOULTON BLUE KNIGHTであるが、ブレーキがプアーすぎで怖い。
コケて死んでも、あまりにも楽しい人生だったので思い残す事はないが、痛いのはイヤだ。
よし、新型の105のブレーキを装着してやれ。何?ディラエース?贅沢は敵だ。
そんなイタイケな私に、MOULTON日本総代理店のダイナベクターさんからソソクとショートリーチブレーキアダプターを急遽こさえて送っていただいた。
おお、マジンガーZとジェットスクランダーがドッキングするがごとく、105のブレーキアーチがそのままモールトンにドッキングだ。
そんな訳で、一応BLUE KNIGHT SST完成。
テスト走行しかしてないので、センチュリーランでぶっつけ本番。
と、言っても競技ではないのでマイペースで行かせていただきます。
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