MOULTON純正のTSRフロントパニアキャリアを入手した事は、以前ご紹介しました。
あれ以来、バッグの取り付けを試行錯誤していたのですが、何とも気になる部分がキャリアを固定するためのボルトの頭。
この部分が、バッグの経絡秘孔(けいらくひこう)を突き、「お前はもう死んでいる」というのです。
そんなアタタタタタタな所を見ていると、精神衛生上よろしくありませんので、このボルトを変えてみる事に。
低頭でM8×45のボルトというのはあまり存在しないらしく、選択の余地がありません。そしてこの極悪、、いやごく薄な物になってしまいました。
強度的どうかとも思いますが、あまり重いものをぶら下げない事を条件に使ってみましょう。
オウ、これなら許せる範囲。アタタタタタッからスリスリに変わった気がします。
という事で、RixenKaul スマートバッグGTをTSRに装着。
ん~、なかなかの男前ではありませか。
しかーし、欠点は大きくハンドルを切るとタイヤがバッグに磨る事。
おそらく、このキャリアにサイドバッグを装着し、旅をしているモールトンの多くが、このスリスリ状態である事は間違いない。
そして多分、そんな事を気にしないのがイギリス流。
それでもって、バッグの中に本を入れたり、昔の劇重ノートパソコンを入れたりして走行テストをしました。
このスマートバッグGT、懸念していたのがチョウチョのように、パタパタ羽ばたき運動をしてしまわないかという事。
と言うのも、パニアバッグには普通付いている、パタパタを抑えるフックがこれには付いていないのでした。
でも、案外大丈夫なんですね。
強烈に段差に乗り上げてみたりするんだけど、さほどパタパタしないんです。
もちろん、モールトンのサスペンションが、バッグをも保護するように良くショックを吸収して仕事をしている事もその要因でしょう。
さて、この様なさまざまな結果により、MOULTON TSR パニアキャリアに リクセン・スマートバッグGTの組み合わせは△(まあまあ)と言うことにしましょう。
それなりに使えるし、見た目もスマートなんですが、モールトンを歩道などで旋回させる時に、タイヤがバッグに擦れてしまいます。そこが腑に落ちない方は他のバッグを検討した方が良いでしょう。
さて、こういうタイプのサイドバッグ、装着して走っていると、明らかに他の自転車とは違う感じがして、優越ってほどじゃないんですが、なんだか楽し気分にさせられます。
そして走っていると明らかに「チラッ、チラッ」とすれ違う人にバッグを見られるんですよね。
胸の谷間を見せた服を着ているお姉さんはこんな気分なんでしょうかね?
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