ミニベロ以外の車種と致しましては、ランドナー・スポルティーフのご注文や修理を承ります。
入荷したEXCELLA Sportifでしたが、フレームに傷があった為、メーカーに交換してもらう事になりました。代替えのEXCELLAが来たので組み立て開始です。
とととと、リアのマッドガードが梱包の都合のか途中に曲がりがある様です。
ここは、プラスチックハンマーで優しくたたいて形状を整えます。
チェーンホイールを外して、BBがきちんと締めつけられているかどうか確認します。
また、BBとハンガーの接合面が綺麗に合っている事も合わせて確認。ハンガーは最初からフェイスカットされているようです。
驚いたのはヘッド小物。ベアリングにまったくグリースが塗布されていません。
また、よく見るとヘッドパイプとヘッドパーツにやや大きめの隙間があるようです。
ヘッドパーツを取り外しフェイスカットを施し、ベアリングにグリスを塗布して組みつけ直します。
初期状態では、アルミフェンダーの先端は丸い形をしていて、スポルティーフの精悍なイメージがスポイルされていると思います。
ランドナー・スポルティーフはフェンダーの先端をこのように加工する事で、随分自転車の顔つきが変わります。
この自転車には泥除けとフォーククラウンの隙間を埋めるための、凝った作りのスペーサーが付属しています。
ただそのままでは、少しタイヤとガードのクリアランスが大きめに思いますので、3mmのスペーサーを作って装着。
前後のガードの隙間を出来るだけ同じになるよう、ステーの長さを整えて行きます。
マッドガード方が完了しましたので、サドルの高さを測定長に合わせ、ハンドルの高さなどの位置決めを行います。
完成です。マッドガード以外では、これと言って手こずる所はありませんでした。
テスト走行をした所、シマノのサイドプルブレーキがよく効くのが印象的。
それから、フレーム管にカイセイ022が使われているのですが、安いクロモリパイプとは違う上品な優しいフィーリングを感じます。
また、このExcellaスポルティーフは、ランドナーと比べるとシートパイプ(シートポストが差し込まれているフレームパイプ)が立ち気味に設計されています。
そんな訳で、もう少しハンドルを低めにセッティングして高速志向にするのが本当かもしれません。
その辺りは、また後日乗っていただいて色々調整してみましょう。
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