もう１０年近くやっておりますと、必要なさそうな部品なんかもありまして、効率の悪い事も考えると、いっその事サイクリーさんにでも売りに行こうかと思ってしまう今日この頃。
サイクリーさんと言えば、先日店長さんが営業にいらっしゃいまして、昔の部品について意気投合。
「やっぱりデュラエースは７８００までが受け入れられる限界ですよね～」とか「サンツアーの昔の部品は、使われているネジの意匠を見ているだけで楽しめますよね～」などなど楽しいお話をさせていただきました。
さて、そんなこんなで、人は前進すべきか、後進もいいじゃないか等、思いを巡らせてみる訳ですが、来年はどんな年にいたしましょうか。
そうでした、今年最後の組み立てとなりましたAさんご注文のBikeFriday New World Tourist。
テスト走行も終えてましたが、うっかり八べえでペダルの注文を怠っておりました、ごめんなさい。
さて、ワタクシも初めて乗ったNew World Touristですが、その走行フィーリングに驚き、かつ込み上げる物がございました。
なんでしょうか、がっちりした物に跨っている感じと、猛進する直進性。こっこれは・・・。
まさしく、ランドナーの様な懐かしきフィーリング。自分がぐったり疲れても家まで連れて帰ってくれる様な懐の深い乗り味。
さすが世界を股にかけて走るために生まれた自転車。そして、長年作られるベストセラー商品。
フレームのデザインが普通なので、振り向かれる方は少ないですが、道具としてすばらし性能を持っていると思います。
来年もこのBikeFriday、じっくり紹介して行こうと思います。
と言う事で、この拙いBlogを見てくださっているみなさん、今年もありがとうございました。
そして、自転車をお買い上げ下さったみなさん、部品を買って下さったみなさん、店に商品を見に来て下さったみなさん、メーカーの方、卸屋の方などなど皆さま方、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
ドライジーネ 辻 義広
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