Mさま、ALEX MOULTON AM-SPEED-S ご予約ありがとうございます。
ボチボチ部品の選定をして行きましょう♪
製作を依頼していたハンドルバーが届きましたので、車輪を組んで全体のレイアウトの確認をしました。順次、部品を載せて行きます。
その前に、さてどうかなと思っていた部分を解決する事に。
SPEED-Sのリアエンドは130mm、内装のアルフィーネ135mm。
エイヤっ!と車輪を入れる事は可能ですが、ずっと負荷をかけ続けるのは忍びない。
ましてやステンレスなので、そこは最小限に抑えたい。
アルフィーネのハブシャフトは途中から太くなっているので130mmにするのは難しいけど、もう少し詰めるのは可能と予測。
そこで、エンドに接しているアルフィーネのロックナットをギリギリまで削ってみました。
これでエンド幅132.5mmとなりました。これだと、ホイールを簡単に装着する事が出来ます。
多少、リアシャフトを削ったり、位置決めの小物を削ったりしましたが、チェーンホイールを装着して駆動系完成。
TOKENのBBとSUNXCDのクランクの相性でチェーンラインを心配しましたが、特に問題無しです。
かなりお待たせいたしました、完成です。
このAM SPEED-Sにはフロントサスペンションに新型のバネが使われていて、あまりプリロード
を上げなくても底付きしない様です。
個人的に、内装ハブを使うとき、チェーンリングは小さい方がデザイン的に好きです。
MOULTON TSR-8はギア比の関係でフロントに48T位いの物がを付けていますが、オシャレな街乗り自転車然としている様に思います。
また、シマノの内装は、ドライブトレインがコンパクトな方が近未来な街乗り自転車の様でカッコよく思います。
今回、TAのシクロツーリストのチェーンリングをご希望でしたので、今普通に入手可能な最大の50Tを装着しています。これも、53Tや56T等と比べると小ぶりで控え目に見えます。
さて、フロント50Tでは17インチタイヤと相まって、リアのスプロケットの20Tや18Tでは高速域で役不足になるはず。
そこで、イレギュラーですが、16Tのギアをハブ側の部品を少し削って装着しています。
同じシマノでも、ALFINEでは無くNEXUSの内装を使えば16Tが使えると思いますが、ハブシェルの仕上げ等、スポーツサイクル用に作られたALFINEの質感の方が好ましいと思いこちらをチョイスしています。
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