まずはモールトン社の新型モデルSSTの説明があり、それに引き続き、日本でモールトンの輸入を手掛けるベクターが開発した次世代モールトンの発表も行われました。
しかし、ここで個人的な問題が発生。
以前より結膜炎を患っているのですが、歩き回った疲れと、代官山周辺のかわいいお姉ちゃんを見過ぎた疲れと、会場の暗めの照明の為、目がぼんやりとしか見えないんです・・・。アウチ。
でも、なんとかベールに包まれていたDynavecto Moultonという秘密兵器を見るべく目を凝視しました。
それがコレだ!
ちがうやん。
これは会場に行く前に行った自転車文化センターにあるドライジーネのレプリカ。
ひゃーかっこいい。もういちど見たかったんだよね~。
あららごめんなさい。
気を取り直して、コレダ!
いや~マクミランそっくり。って、その物やん。
いや、これペダルの位置を変えられるのね~。シートの高さ調整が出来ないから、ペダル側を調整する様にしている訳か。
ああ、また脱線。
それでは、いよいよお待ちかね。そう、コレこそがコレだ!
をを!、踏襲されたトラスフレーム。なんだかワイヤーをフレームテンションに使っていると聞いたけど、なるほどハンモックみたいね・・・、って違うし。
これは、文化センターの次に行った科学技術館に所蔵されているペダーセン。乗ってみたいなペダーセン。
・・・すみません。
ではいでよ、次世代モールトン!!
先祖帰りですか~。そういえば、スズキの新型アルトも先祖帰りのデザインですね~。
もう、ええちゅうねん。
でもモールトン・デラックス、綺麗でかっこいい~。モールトン博士のデザインって、機能だけではなく美しさを兼ね備えた、しかも何処か威厳のある、そんな自転車に感じます。
私的には、性能だけではNGで、やはりその製品に磨かれた美しいフォルムが実現できてないと欲しいな~って感じません。
そういう意味で、若干心配していたDV MOULTON。
そして明かされたその姿はコレだ。
それでは改めて紹介しましょう、Dynavector Moulton DV-1。
そのフォルムは見事にモールトンの形を表しています。
フレームに見えるピンク色の線こそがスポークで、このテンションによりフレーム剛性を確保すると言うアイディア。モールトン博士も研究していたこの構造をジロー・トミナリ氏が引き継ぎ、8年の歳月をかけて完成させました。
更に注目は、ブレーキング時のノーズダイブによりる前のめりを排除した新しい機構のサスペンションシステム。可動部分にはシールドベアリングを多用し、フリクションを極力排除したスーパースムージーな可動フィーリングとなめらかな路面への追従性能を実現しています。
これを見ると、かなりマジメに美しく作られています。
その回答の一つとして、これがモールトンの製作・カスタムで抜きんでた技術を持つ京都のMoku2+4林さんの手によって完成されていると言う話し。
なるほど、そんなオーラが見えました。
さて、のこDynavector Moulton、まだ発売されるのかどうかも不明。量産に向けてこれからテストや改良を行わなければならないでしょう。ならば、私達は楽しみにラボコールを送りながら待つとしましょう。
サスペンションの作動動画、暗くて分かりにくく、ごめんなさい。
博士との開発秘話を綴った映像も公開。
博士がテストしていた、テンションを利用したフレーム。
富成さんが模型の試作フレームを博士に見せている所。
同じく、試作サスペンションを見せている所。
なかなかご満悦な博士が印象的。
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