まずは、MOULTON TSRに標準で付いてくるハブに実験台になってもらいます。
ハブを旋盤に装着して、ベアリングレース部分を磨きます。最終的にはステンレスの磨き傷すら取ってしまうエクストラメタルポリッシュを使用。
玉押しも綺麗に磨いてみました。でも旋盤で回すと、あまり精度が高くないのが見て取れます。
オイルにはFINISH LINEのWETを使用。昔、フリーハブのラチェット部分に塗布したら、すごく抵抗が減った回転を見せてくれたので採用。まあ考えれば、隙間から漏れて耐久性はなさそうですが・・・。
さて、回転実験。と、言っても手で回すので正確な所は不明です。右手、左手を変えたりして何回か実験を行いましたが、弊店にあるシールドベアリングが使用してあるホイールをことごとく凌いでしまいました。
しかし、これはあくまで無負荷の実験ですので、実際自転車に装着して走ってみないと分からないですね。
滴ってこないオイル。これも数日放置してみないいけないですね。また、どの程度の距離持つのかも試してみたいです。
と言う事で、九州大学Hさんの次のテーマは「オイル潤滑のハブ」と言うのはいかがでしょか。
外部からいつでもオイルを差せる構造とか面白そうですね。アメリカのトラックのハブでそんなんがあるそうですよ。
ハブにオイルを使うとすれば、粘度の高いクルマのデフ・オイルがいいでしょう。
返信削除90-140 というのがあります。 冬だと蜂蜜くらいドロドロですからチェーンに塗布すると抵抗を感じてしまうくらい。
ををっ、伝説のバイクスクールの校長先生のアドバイス、ありがたく拝聴いたします。
返信削除興味ありますので、デフオイルを手に入れてみたいと思います。